カンブリア宮殿 19/4/11放送 寺田倉庫

4/11放送のカンブリア宮殿「寺田倉庫」の放送をみて、まなだことをまとめます。

1.何をやっている会社?

寺田倉庫ではいわゆる倉庫業やそれに関連する配送などの事業はすべて売却された層そうです。2012年から中野CEOに経営権が渡ってから、No1になれる可能性がない事業はやらない、価格を自分たちで決められないサービスはやらないという方針で事業を創ってきたようです。

代表的なサービスとして、だれもが箱単位で倉庫を持てるクラウドストレージ「minikura」があります。月200円から荷物を預けることができるようで、ダンボールに詰めて送るだけ。その後サービス側で写真撮影、タグの付与を行い、クラウドで管理できるようです。便利!!

2.何を学んだ?

2つの学びがありました。

1つは、事業に関することで「自分でサービスの価格を決めることができるか?」という視点です。minikuraでは、海外の富裕層向けにこの事業を展開しており、ワインセラー(ソムリエつき!)や美術品の管理も行っているようです。

日本の安心・安全という特徴を活かし、それに付加価値をのせてあげる。それによって唯一のサービスとなり、自分たちにしかできないサービスができる。

競合とどう戦うか?を考えることも大事ですが、戦わずに強みを活かす方法はないのか?を考え抜くことも大事な視点だと感じました。


2つ目は、キャリアに関する視点です。「5年後で卒業してほしい」という社員へのメッセージがあります。5年後に必ず出て行け、というわけではないですが、5年経っても花開かないならそもそも適所ではなかったのでは?お互い不幸な状況を避けるためのメッセージだそうです。

眼の前の仕事を1年、2年先を意識しながら一生懸命やることも大切ですが、5年後、10年後を見据えて今自分がやらなくてはいけないことはなんなのか?を考えることも重要だと思いました。

5年後考えたとおりに進めるわけではないし、うまくいくかどうか保証もないですが、5年後後悔しないように、今をどう過ごすのか?を決めることが本質的に大事だと思います。


3.最後に

改めて素敵な社長、素敵な会社だと感じました!サービスにも、キャリアにも哲学を持っていることはかっこいいことだと思います。カンブリア宮殿面白いですね!


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