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3/24放送 がっちりマンデーをみて思ったこと

がっちりマンデーって勉強になるなーって思い、毎週見ております。

今回は3/24放送のがっちりマンデーをみて思ったことを書いてみます。

◆放送内容

復活ほどじゃないけど…「ちょっとだけ復活」!
あの大阪の遊園地はどん底から「しょぼいイベント」で復活!?

◆サマリ

V字回復!とまではいかないが、どん底から這い上がった企業についての特集です。ひらかたパーク、レタスクラブ、龍角散の3つです。※ティーバーでひらかたパークが見れなかったのでそこは割愛です。

◆読者のニーズを徹底理解し方針変更 レタスクラブ

本屋で見かけるレタスクラブ。スヌーピーとコラボしているイメージが強いです笑 

部数が100万部 → 12万部 まで激減。新編集長の就任と同時に方針変更したそうです。

こだわり料理、手間ひま料理 ではなく、

コンセプトを「考えない!悩まない!生活はもっと楽にできる!」

に変更しコンテンツを刷新。1ヶ月のレシピと食材の買い足しスケジュールを付録にまとめて、悩まずに毎日の料理がつくれるようにしたり、包丁をいれてから15分で終わる料理を中心にまとめたそうです。その結果、5万部増加!すばらしい。

読者の自宅に訪問し、冷蔵庫の中身、味噌汁の具、収納の状況、風呂場など徹底的に消費者の現場を理解しようとするのがキーだと感じました。


◆ブランドへの集中と選択 龍角散

龍角散のど飴で有名な株式会社龍角散

家族経営なんですね。35歳で社長就任したときの売上は40億。借金も40億。

のど商品だけではなく、風邪薬や医薬品への展開も検討していたそうですが、社長が断固反対。市場規模につられて新しいことをやるのではなく、つよみに集中と選択をすることを徹底したそうです。

当時のメイン商品であるクララを販売停止。龍角散ブランドに集中させ、顆粒タイプの龍角散と、のど飴を販売しこれがヒット。その後、「らくらく服薬ゼリー」と「お薬飲めたね」を販売しこれもヒット。すっかり龍角散ブランドが定着しましたね。祖母がオブラートで包んで薬を飲んでいたりしたので、ゼリーは素晴らしい目の付け所だと思っておりました。

今や年商200億で無借金経営。経営難に落ちいったときのお手本のような復活ですね。短期売上にこだわらない、新しい施策ではなく強みを残し無駄を省く、現場は社員ではなくお客様と市場、などなど、1冊の本にしてほしいくらいです。

◆まとめ

今回はちょっと復活した企業の特集でした。落ち込んだときの向き合い方に共通点があると思いました。現場(顧客、市場)を徹底的に知ること、方針を明確定めること、強みへ集中と選択を行うこと、です。自分のキャリアや仕事でうまくいかないときに考えるべきことにも当てはまると思います。新しいことをやるではなく強みを活かす、周囲に求められている期待を正しく理解する、などは今の仕事でもすぐに活かせる学びですね。今回も素晴らしい特集でした。


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