プロジェクトに参加することになったがなんか違うって思ったらやること
プロジェクトって1つも同じのないんだなーって思いながら8年くらいプロジェクトマネジメントの仕事してます。
先日、妻から「プロジェクトに参加することになったんだけどなんか違うんだよね」って相談受けました。
初めてのプロジェクト参加ということもあり、うまく整理ができていないようでした。
プロジェクトマネジメントをする側の人間ですが、社歴が長くなるにつれてプロジェクトマネジメントされる側の経験も増えてきました。
いいプロジェクトの入り方するなーって思う人もいれば、このタイミングでそれ言っちゃう?っていう人もいます。
いくつか観点あると思いますので、何回かにわけて整理できればなと思います。
とにかく目的に納得することが大切
いいプロジェクトマネジメントをするための要素は2つに集約されると思います。
①目的が明確に言語化されていて、参加者全員が理解できること
②目的達成のための進め方の認識が参加者全員が揃っていること
この2つにすべては集約されると思っています。
そして、特にプロジェクトに巻き込まれた側で確認しておくべきは、①の「目的」です。
そうでないと、時間経過とともにモヤモヤや不満が溜まっていきます。
「これってなんでやるんだっけ?」
「私がなんでこのタスクをやる必要があるの?」
「ってかこのプロジェクトいらなくない?」
のような思いが時が過ぎればすぎるほど大きくなり、
最終的には、
「前から思っていたんだけど、これ意味なくない?」おじさんや、
「私このタスクやりたくありません!」おばさん的な
モンスターに変貌を遂げます。
目的を理解するためにやること
そんなモンスターになってしまっても、
大きく声をあげて再度理解できたり、他の人にタスクを回せればまだいいのですが、
大部分の人はそういったことは難しく、モヤモヤした気持ちを抱えたままプロジェクトのタスクを遂行していき、仕事が面白くなくなると思います。
なので、
「目的」が何かを納得できるように、自分で声に出してみて違和感がないレベルまで落とし込むことが重要だと思います。
よく、SMART(参考)であること、など言われますが、まずは自分の言葉で理解し、納得し、共感できる状態を作ることが重要です。
そのため、要は〜〜をすること、と自分の言葉で言い直すことをオススメします。
例えば、「このパンフレットを新しくすることで、受注率を20%改善する」みたいな目的であっても、
「要は、A社みたいなもう少しで受注してくれそうな企業に向けて新しくして価値提供すること」
のように具体的にイメージすることが重要だと思います。
こういったレベルまでイメージできると、なにかタスクをやるときに、本当にその目的達成につながっているのか、無駄なことをしているんじゃないのか、が判断しやすくなり、会議などで発言もしやすくなります。
まとめ
プロジェクトに参加したがなんか違うって思った場合には、
「目的」が何かを納得できるように、自分で声に出してみて違和感がないレベルまで落とし込む
を実践してみてください!
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