見出し画像

冬の滋養にこそ これを食べよう なぜなら

「土用丑の日」
という言葉は
日本で最初に考えられた
販売促進のためのコピー
として知られている


この名コピー(?)を考えたのは
平賀源内だと言われているが
そもそも
彼がこのコピーを考えたのは
「夏場に鰻が売れない」
と鰻屋に相談されたのが
事の発端というか
始まりだったそうだ


実際のところ
夏場の鰻はおいしくない
ということもあるようで
「もともと鰻って
夏に食べるものではなかった」
ということがわかる

画像1

では鰻は
一体いつが旬なのだろう?


実は
冬眠に備えて脂を蓄え始めた
晩秋から初冬にかけての時季が
おいしいのだそうだ


そうと知って
少しばかり旬を過ぎてしまった…
という残念な気持ちになる一方
考えようによっては
冬眠に向けて蓄えた脂が
少し生存のための
エネルギーとして使われた
今の時季の鰻こそ
ちょうどいい脂のノリで
最高においしいのではないか
という
自分にとって都合のいい言い訳を
考えてみたりする


夏バテを回復してくれるような
栄養豊富な鰻を
寒さ厳しい冬の今こそ
滋養に役立てたい
なんといっても
おいしい時季だし

奇しくも今は
「冬の土用」期間中ゆえに
鰻を食べるのに
うってつけの時期である
(冬の土用は1月18日〜2月3日まで)


今時分
鰻屋さんに行っても
夏の土用ほど
混んではいないだろうから
こんな時季に
鰻屋に行けば
「本当に鰻好きなんだな」
と顔を覚えてもらいやすい


そんなことを考えていたら
本当に鰻が食べたくなってきた


早速
今週のランチの候補に
鰻を入れておくことにしよう

画像2

#ウナギ #鰻 #うなぎ #土用

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?