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二足の草鞋を履いたときに感じたこと

前回の記事でオーストラリア挑戦中に日本食レストランで働き、マネージャーまで昇格したという話をしました。

前回の記事

今回はなぜそうしたのかという部分を少し詳しく記事にしていければと思います。

海外のレストランで働いてみて

顧客が現地人ということもあり、いかに現地人の口に合うかということを考えたメニュー構成をすることや、オフィスワーカーが多い地域の店舗では現地人の休憩時間を考え提供時間も早くするためのオペレーションを作ったりと日本のものをそのまま持っていくだけではない部分が難しいなと感じることがありました。

そうしたことをチームで考えることは頭を柔軟にするということも踏まえて良かったなと思ういい経験でした。

日本と海外の違い

海外で経営しているとは言え、日本人経営の日本食レストランなので大きな違いはなかったです。

経営陣を含め、上層部は全て日本人、従業員も日本人という状況でした。

ただ、難しい部分としましては現地で手に入る食材が限られてくるのでその食材でいかに美味しくかつ日本の味に近付けるかという部分、また海外はヴィーガンやベジタリアンの方が日本より多くいるのでその人たちにも提供できるメニューを作ったりと日本とは違う部分で大変なことは多くありました。

実際に二足の草鞋を履いてみて

今回オーストラリアへの渡航の前に新しいスキルを身につけると意気込んで渡航しているので、マネジメントというスキルを身につけられるチャンスは逃すべくと思い挑戦することに決めました。

今までマネジメントをした経験がなかったので、役職を与えられた当初は四苦八苦し本を何冊も読んでマネジメントとはということを何度も考え試行錯誤しながらトライ、エラーの繰り返しを何度も行いました。

大変なことも多くありましたが、日に日にマネジメントの楽しさがわかってきました。

何を得たのか?

営業に関する業務の権限をほとんど与えていただいていたので出来る部分が多くありました。

人事管理、HR、在庫管理、オペレーションの作成、仕入れ業者とのやり取りと様々な経験をする事ができました。

その中でも、サッカーをしながらレストランのマネージャーをするということで時間の管理が難しくどちらにも全力を注げるようなタイムマネジメントに気をつけるようになりました。

サッカーばかりで仕事が疎かになるわけにもいかず、仕事をしすぎてサッカーが疎かになることは本末転倒になるので。

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まとめ

二足の草鞋を履いてみて、肉体的にも身体的にも大変なことは多くありました。

が、その状況下で得たものを多くあったかなと思います。

・人事管理
・HR
・在庫管理
・オペレーション管理
・業者とのやり取り

一番大きなスキルの習得がタイムマネジメントかなと思います。

昨今、スポーツの引退後のことを現役中から考えている、いないでは引退後に大きな差が出てくるのではないかと思っています。

現役中とセカンドキャリアとをキッパリと分けるのではなく、現役としてプレーすることと同時に違うスキルを身につけておくことも非常に重要であると感じています。

スポーツ選手なのだから競技に集中しろ。という意見もあるのでしょうが、実際トレーニングしている時間は1日の半分もないのでそれ以外の時間をいかに使えるかが大事になってくるはずです。

「スポーツしていました」だけで生きていける時代は終わりに近づいているのかもしれない。

いつも読んでいただきありがとうございます!