24/09/15 咲-Saki- 30/302

「咲 -Saki-」キャラクターコンテスト開催!!!

「咲 -Saki-」といえば一世を風靡し今なお多方面に展開し続ける名作美少女麻雀漫画。かくいう僕もめちゃくちゃハマってました。実はアイマスにハマる前は咲でした。

この作品の最大の特徴はなんといっても膨大なキャラクター数。
麻雀が野球やサッカーのようにポピュラーな競技となっていてインターミドルやインターハイが全国的に盛り上がるという設定の世界でインターハイの団体戦を描くのが本編の大筋なのですが、1チーム5人で、麻雀なので4校が争うことになります。1試合に4校20人が登場する試合を勝ち進んでいくことになるので、どんどん登場人物が増えていく。本作のすごいところはこれらの登場人物がしっかりと作り込まれてキャラ立ちしているところです。キャッチーな外見や性格などのいわゆる美少女キャラとしての造形だけでなく、麻雀の技術や戦術、果てには手牌の持ち方や捨て牌の並べ方にまで個性があらわれているという凄まじい作り込みがなされているのです。

V林田氏は『麻雀漫画50年史』のなかで咲 -Saki-という作品の特長として「闘牌がしっかりしていること」「キャラが立ちまくっていること」「それらによって同卓する4人全員の思惑が交差する立体的で濃厚な対局を描いたこと」を挙げていますが、卓見だと思います。
特に闘牌の丁寧な設計がキャラ立ちにも還流しているのが素晴らしいところで、麻雀を打つにあたってあらわれる「不確実性に面してどう選択するか」が本気で描かれているんですね。偶然の支配する、運命ともいうべき領域に対して選択を行うことはある意味最も信念や人間性、心意気のあらわれるところであり、「打牌によってキャラクターを描く」ことに成功している作品なのです。

かくして本編およびそのスピンオフ作品も集合した人気投票、投票対象はなんと302人!

小走先輩もっと解像度高い画像あっただろ!

しかし投票対象キャラクター総数302に対して投票できる持ち票は…たったの3票!!
少なすぎ。3票とか宮守女子人気投票でも使い切るわよ。3票だと「偏愛キャラ」みたいなとこまで票を回せないんですよ。自分の中で真摯に順位付けした結果ミーハーな投票になってしまう。だって咲阿知賀編見たら園城寺怜は外せないでしょ。そういうこと。中間発表で怜が1位だったときスピンオフ作品「怜 -Toki-」の作者がXに「(なんかの見間違いかと思ってもう一度ヤングガンガンアカウント見に行く)」と書いてましたけど、怜1位は全く間違いを疑う要素ないでしょ。

というわけで、3票では全然足りなかったので勝手に30人選びました。これでもだいぶ悩みましたからね。おそらく5年後にはまた変わっていることでしょう。本記事は現時点でのチェックポイントです。

さて、そろそろ御戸開きといこうか――。
(以下、画像は「咲-Saki-」キャラクターコンテストより)


第30位 宮永照 (白糸台高校)

咲の姉にしてインターハイ王者、テルーこと宮永照!
腕から竜巻が出るカッコよさももちろんのこと、回想シーンでコーチングぶりを見られたことで印象が変わった人も多いのではないでしょうか。
改めて自分の照に対する好感を見直してみると、二次創作由来の部分が結構あるかも。ハマってた当時は色々あさっておりましたので…オホホ…。
 

第29位 熊倉トシ (宮守女子高校)

阿知賀編や全国編からの新要素として「顧問の先生」が出てくるようになります。その中でも特に好きなのが宮守女子のこの人。
麻雀部もろくに機能していないような深い雪に包まれた遠野の高校に赴任してくる印象的な導入から赴任早々麻雀部員を容赦なくボコるところも全国大会まで鍛え上げてくる手腕まで、老練で底知れぬ魅力に溢れた強キャラです。ユニットバスで裏鬼門の話をしてたのはほんとになんだったんです?
 

第28位 佐々野いちご (鹿老渡高校)

作中において公式にビジュアルが良いという設定があるくらい可愛くて強い雀士なのですが、同時に彼女は咲という漫画のもうひとつの魅力を体現する子でもあります。
というのも咲という漫画の台詞回しってすごく残るというか、麻雀打ってるときに言いたくなるんですよね。
出番の少ない彼女ですが「ちゃちゃのんの一手はコレ…!どうかいの!」はめちゃくちゃ麻雀打ってるときに心のなかで言いたくなります。もうひとつの台詞である「そんなん考慮しとらんよ…」も汎用性がめちゃくちゃ高い。いつか咲語録縛り麻雀を打ちたい。
 

第27位 二条泉 (千里山女子高校)

咲阿知賀編のアニメを見ていて初めて二条泉を見たとき、僕は驚愕しました。ノースリーブのセーラー服…えろすぎる!!
攻めた服装をした痴女には事欠かない咲という漫画ですが、僕は二条泉の改造制服がシンプルながら一番えろいと思います。
 

第26位 花田煌 (新道寺女子高校)

すばら先輩!
一度もトんだことがないということを買われて宮永照対策にタンクとして起用されるというある種屈辱的な選出ながら、前向きにその務めを果たすひたむきな姿は、阿知賀編における絶望的な全国準決勝先鋒戦において清涼剤となっていました。
今回302人中の上位1割を選んだわけですが、「上位1割」にまで広げると一気にランクインが増える人じゃないでしょうか。すばら先輩みたいな人にちゃんと票が入るようにするためにもっと持ち票が必要なんですよ!
 

第25位 獅子原爽 (有珠山高校)

個人的に咲でキャラを好きになるきっかけで最も多いのが「カッコいいから」。咲ってマジでカッコいいシーンが多いんですよ。このやけにイケメンなカットを使われている爽もご多分に漏れずその勝負のカッコよさで惹かれました。特に彼女の場合は大きなカムイを使役することの画的な良さがありますよね。
 

第24位 龍門渕透華 (龍門渕高校)

最初は高飛車なお嬢様キャラかと思いきやどんどん慈愛にあふれる人間性が見えてくる素敵なお人です。コンテストの方でも上位に入るのではないかと思っているのですが、どうか。

特に印象に残っているのが、長野県大会が終わったあと4校合同合宿をした際に「冷たい透華」になって咲・衣・プロという強豪を相手に卓を支配するような力を発揮するシーン。能力そのものよりも、我に返ったあと彼女は勝ちまくっていたことを「こんな私じゃありませんわ」と却下するんですね。
長野県大会決勝で能力に任せて麻雀を打ってた衣が「そろそろ麻雀を打てよ」「お前のは打ってるんじゃない、打たされてるんだ」と諭されて変わっていく流れのあと、実は衣の一番近くにいた透華が能力に打たされるより自分で打つことを選んでいたことが示されているという素晴らしいシーンです。
 

第23位 天江衣 (龍門渕高校)

そして23位は衣。サイコロ回れーっ 烏滸言を!
とにかく台詞が良い! 両親の影響で難解な言葉遣いをするんですが…もうね、多感な時期に咲に触れるとね、ギンギンに突き刺さるんですよ。中二病マインドがフルえまくる。昏鐘鳴こじみの音が聞こえるか?
また長野県大会編のラスボスとしての圧倒的な風格も言うまでもなく魅力的。後の世に大きな影響を与えたと思われるビジュアルも含めて、咲-Saki-という作品が生んだ一大傑作キャラクターといえましょう。
 

第22位 岩館揺杏 (有珠山高校)

減ったァ。そのふてぶてしい立ち回りが魅力的な選手です。
部長(竹井久)の出る中堅戦は掛け合いが面白い好局になることが多いのですが、彼女はその代表的な例といえましょう。
最後に見せる悔しさがね、たまんないですよね。
 

第21位 鶴田姫子 (新道寺女子高校)

マイヒメコンビ大好き! 全国放送される全国高校麻雀選手権大会で変態行為にふけるアベックの砲手の方。
ふたりともキャラデザが好き! そして九州方言がめちゃくちゃ良い! あと「咲日和」で地元に帰る回がめちゃくちゃ好き。
 

第20位 白築慕 (湯町中学校)

スピンオフ作品「シノハユ」の主人公。
慕っていわゆるジャンプ主人公タイプの主人公ですよね。麻雀がなにより大好きで、強敵に会うとワクワクする。
小学校から始まることもあって「キャプテン翼」の翼くんに近いものを感じるかも。翼も好きです。翼も自分にサッカーを教えてくれたロベルト本郷に会うためにがんばるのですが、慕はここがお母さん。すごく健気な良い子なんですが、お母さんがクズすぎて描写されるたびに気の毒になります…。
 

第19位 針生えり (アナウンサー)

咲-Saki-というコンテンツのすごいところは、高校生たちの物語でありながら、なぜか試合の実況をするアナウンサーと解説をする麻雀プロのカップリングが盛況だというところです。
僕は「女の子どうし」というものを初めて意識した作品が咲-Saki-だったのですが、三尋木プロと針生アナのコンビはかなり好きな組み合わせです。
 

第18位 鷺森灼 (阿知賀女子学院)

見た目が好きです! 咲-Saki-に出てくるボブカットの子ってことごとく良い。阿知賀編のアニメを見始めて早速好きになった子だったので、その後あんまり目立たなくて寂しかったな…。
 

第17位 瑞原はやり (プロ雀士)

有珠山高校ですっ☆
本編でも印象的ですが、個人的に好きなのはシノハユでのはやり。小学生時代に慕たちのライバルだったのが同じ中学に進学してチームメイトになる感じがすごく好きなんですよね。
そしてチームメイトとしてのはやりってめちゃくちゃ頼もしい! すごく堅実で良い働きをしてくれるんですよね。ライバルが仲間になって活躍すると嬉しいのでやっぱり咲-Saki-は少年漫画だと思います。
惜しくも30人に入れませんでしたが春日井真深さんも好き。
 

第16位 姉帯豊音 (宮守女子高校)

宮守随一の萌えキャラ。この子もビジュアルが良いですよね。帽子がカッコいい! そして能力の不気味さも良い。個人的に対局における能力の濃度みたいなのは全国準々決勝までぐらいの濃さが好きでした。
あれだけ対局で圧力を放ちながらその後のギャップがあれですから、そりゃもう萌え萌えですよ。
 

第15位 国広一 (龍門渕高校)

はじめくん好きなんですよねー。ひたむきさというのでしょうか、対局中のモノローグがとにかくグッとくる。咲-Saki-という作品における痴女のさきがけともいえるキャラなんですが、外見の(その時点にしては)強烈なキャラ付けと昏い過去に反して一途でまっすぐな想いのギャップがたまりません。
 

第14位 本内成香 (有珠山高校)

有珠山高校ですっ☆
上で書いた「麻雀を打ってるときに出てくる咲語録」でいうと、彼女の「すてきです」「こわいです」があまりにも便利。麻雀を打ってるときの半分は本内成香のことを考えているといっても過言ではない。
本編における対局中のリアクションや常識的なモノローグもカワイイ。
なんというか、すごく僕たちが打っているのと同じ線上にある麻雀を打っている子で好きになります。
 

第13位 清水谷龍華 (千里山女子高校)

ムチムチボディと圧倒的な受けオーラで阿知賀編を見た者を虜にする素敵美少女。ニーソなのはちょっとサービスが良すぎる。その後太ももにも能力があることが明らかになりました。…と思っていたんですけどスピンオフの怜-Toki-を読んだら思ってたより重かった…。
彼女が大将なのがすごく好きなんですよね。うまく言葉にできないんですけど、竜華を大将にするオーダーの組み方がすごく好き。
 

第12位 小瀬川白望 (宮守女子高校)

わたくし、シロサエが咲で一番好きなカプでございます。
宮守女子はシロがエースというのがすごくいいですよね。全国に行ってから一気に出てきた先鋒がエースポジションという通念がすごく好きなんですが、シロに関してはダウナーな彼女がチームを背負ってエースポジを張っているというのがすごくいい。シロが最終結果で何位になるかすごく気になるなあ。
実は準々決勝先鋒卓において+15,000点と大幅トップで終えた実力者です。あとなにげに巨乳。シロが巨乳なのって咲-Saki-の巨乳で一番嬉しいかも。
 

第11位 宮永咲 (清澄高校)

主人公! 僕はロングスカートのほうが好きです。
主人公、かつ大将だけあって物語上の重要な局面での闘牌が多いんですが、やっぱり長野県大会決勝が好き。衣の麻雀が打った相手が壊れてしまう殺人剣として描かれているのに対して、咲の麻雀は打った相手が麻雀を好きになる活人剣として描かれている。これが麻雀漫画の主人公していてめちゃくちゃ好みなんですよね。
あと準決勝で爽がモノローグでマタイによる福音書を諳んじるのにのせて嶺上開花を和了ると花が咲く演出が超カッコイイ。その花の一片にしかざりき…!!
 

第10位 三尋木咏 (プロ雀士)

阿知賀編で初めて彼女が登場したときのその強烈な印象が今でも忘れられません。「解説で出る個性的なプロ」のはしりでしたね。針生アナとの絡みが最高。
あと解説も三尋木プロのが一番好き。「わっかんね~、全てがわっかんね~」の印象が強いですが何気に阿知賀のドラゴンロードの名付け親だったり、憧に対して「阿知賀じゃこの子が一番うまい」と言っていたり、硬軟自在に「解説」として良い仕事をしています。
アクの強さと強キャラ感、大好きな雀士です。作中世界でもファン多いんだろうなー。
 

第9位 竹井久 (清澄高校)

インターハイなど夢のまた夢だった清澄高校に咲・和・優希を引き込みその野望を果たした勝負師。人生悪待ち。学生議会長とは思えないマナーの悪さ。とにかくアクの強い魅力にあふれる人物です。
上でも書きましたが中堅戦はとにかく野味にあふれた名勝負になることが多い。これは波の大きいトリックスターである彼女がいればこそでしょう。中堅というポジションがちょうどいいですよね、ヘコみも描けるという。対局中の感情の振れ幅も大きく、とにかく勝負を楽しんでいるところが大好き。「このツモに意味があると考えましょう」をはじめとした彼女の精神は自分で麻雀を打っていてもよく唱えます。
ちなみに僕の雀魂のアバターはこのお方です。
 

第8位 白水哩 (新道寺女子高校)

シンプルに劣情で申し訳ないのですが、凛々しい彼女がリザベーションしてビクンビクンしているのが大好きです。強豪校の主将としての責任感い好人物なのですが、それら全てがリザベーションプレイの味付けになっている。いや、咲-Saki-ってマジで雀卓囲んで苦しそうにしてる女の子が魅力的なんですよ! 楽しそうに麻雀打ってるのも魅力的なんですけどそれと同時に!
 

第7位 愛宕洋榎 (姫松高校)

中間発表で6位になったことで話題になっていましたが、この子がこれだけ上位に入るというのが咲-Saki-という作品がただの美少女漫画じゃないところですよね。
いわゆる美少女顔のキャラじゃないんですけど、闘牌がめちゃくちゃに魅力的。能力者がゴロゴロ出てくる全国編にあって無能力者でありながら強豪校の看板を張り、そしてその地位を一切裏切らない強者ぶりを見せます。無能力者代表とかみんな絶対好きじゃんね。クラッシュトークとグチャグチャな捨て牌も個性爆発。咲-Saki-だから描けた滋味にあふれるキャラクターです。
「咲日和」で妹にシャツの模様を変えられてるのももちろん好きです。というか咲日和の愛宕姉妹はハズレがない。
 

第6位 真屋由暉子 (有珠山高校)

有珠山高校ですっ☆
この子はとにかく闘牌が良い!! 能力者のバーゲンセールとなった全国大会準決勝にあって、とにかく悩んで考えて「麻雀を打ってる」。
副将である彼女に回ってきた時点でチームの持ち点は当初の10万点から7,300点にまで減ってしまっているのですが、自分を加え入れて全国へと連れてきてくれた先輩たちへの恩義に報いるためひたすらひたむきに精一杯打ってるんですよ。
咲14巻は読み返すたびに「真屋由暉子の麻雀、好きだなあ…」としみじみ思います。
 

第5位 加治木ゆみ (鶴賀学園)

キャ~~~ッ先輩最高っす――!!
かじゅって作中で最初に「対局相手の特殊能力の存在を認識して対応した」打ち手なんですよね。全国大会に進むとどこも当たり前のようにやってくることなんですが、特殊能力なんてものはないという認識が一般的だった時点において初めて主人公・咲への直接的なメタとなる「狙って槍槓」をやるのが非常に印象的でした。
その後も実現しないながら槍槓を狙ってそうな手牌が何度か見えるのも芸コマ。長野県大会決勝大将戦のラストに彼女が国士無双の槍槓を狙っていた手牌をそっと伏せるところが大好きです。
「その嶺上取る必要なし」「槍槓だ その槓成立せず!」いつか言いたいよ。
 

第4位 野上葉子 (千里山中学校)

すげえ悪そうな顔を切り取られているこの子はスピンオフ作品「怜-Toki-」に登場する怜と龍華のクラスメイトです。この子が超~~~良いキャラなんですよ!
まず前提として、阿知賀編でも言われている通り怜は高校2年生時に病で倒れて1巡先を見る能力に目覚めるまでは凡庸な打ち手でした。唯一の能力者である龍華が「与えられたものに差がありすぎる」と言われるほどに圧倒的な環境だったわけです。そこへこの葉子が、友人の龍華に対してここまでもたびたび言及している「能力者に食らいつく無能力者」の熱い闘牌を見せてくれるわけなんですね! 5巻で龍華と勝負する葉子めちゃくちゃ好き。
あと、たびたび髪型が変わるオシャレさん。洋服も可愛くてキャラデザに愛された子です。
 

第3位 臼沢塞 (宮守女子高校)

見てください、世界一可愛いでしょう? 見た目だけで選んだら1位です。モノクルもカッコイイよね…。
副将戦の休憩で廊下でへたりこんで気を失っていたところにシロが様子を見に来るところ、その後減らず口を叩いて強がってみせるところも大変に良い。尊いってきっとこういうことをいうんでしょうね。あとへたりこんでるところがやけに色っぽい。
さァ かかってくるがいいよ… 悪石の巫女…!!
 

第2位 東横桃子 (鶴賀学園)

ステルスモモの独壇場っすよ!! 長野県大会編が生んだ名キャラクターのひとり、東横桃子。彼女の登場によって鶴賀学園が一気に物語のメインステージへ押し上げられた印象があります。
「存在感が薄く、認識されない」という設定は初期ならではの素朴で荒削りなものながら、人間性やバックボーン、加入へ至るドラマが一気通貫で接続する秀逸なものだと思います。かじゅにめちゃくちゃ懐いてるところも大変カワイイ。僕が初めて買った同人誌はかじゅモモ物です。
個人的に長野県大会の頃の絵柄に最もマッチしていたキャラの一人だと思います。あと初めて出会った自分と誕生日が同じ二次元キャラだったり。
 

第1位 園城寺怜 (千里山女子高校)

なるでしょ、1位に! そりゃあ!
カッコよすぎるもん、怜。アニメでほぼ専用曲みたいな超カッコイイED曲もらっといてそれは通りませんよ(何が?)。
阿知賀編のアニメのダブル発動での引きとトリプル発動での引きって冷静に考えると2週連続で同じ引きやってるんですけど、そんなことが全く気にならないくらい激烈に興奮しました。阿知賀編の続きを見るためにガンガン本誌を買いました。

個人的にすごく好きなシーンが、対局中に一瞬意識が飛んだ怜が回想のように過去の記憶を見るシーン。万年補欠だった彼女が能力に目覚め、仲間のサポートを得てエースになるのですが、最後に映るのが大阪から全国大会に向かう機上から見下ろす大阪の夜景なんですよね。
全国大会へ来て「チームを背負うエース」の概念が先鋒というポジションに紐づいて一気に物語に厚みが出たというのは上述したとおりですが、それに加えて全国大会からは「地元を背負う代表校」にもなるわけです。
仲間のため、チームのため、そしてそれに加えて地元大阪を背負って意識は再び対局へ戻る。彼女がヒロインとして立ち上がる、作中屈指の名演出でした。

というわけで一番好きなキャラは怜! どうかいの!!