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命式は制限か可能性か

算命学では人間のこの世との接点が誕生日=命式であると考えます。
命式の中で陽占に焦点を合わせるとこの世に生まれて配られたカードの手札は皆平等に8枚(陽占の伴星は含まず)。十大主星の10種のうち持てる星は5枚に十二大従星の12種のうち3枚しか持つことができません。しかも重複してる事も多い。限られてたカードを手に人生はスタートしていきます。
この持っている星たちはあなたの制限になるのか可能性になるのか。

命式上貫索星が強く効いてる方が自分のペースで生きられる環境にいる場合は貫索星の持つ特性は可能性となってその方を輝かすでしょうし、規律や規制が多い場所に身を置く場合は制限になる事でしょう。人生は同じ環境にいつ続けることはありません。親元にいる場合は自ら環境を変えることは難しくとも成長とともに自ら環境は選ぶことができます。同じ環境にいながらも心がけ次第で制限が可能性に変わる場合もあります。(例えば、規律が多い職場にいたとしても自らの貫索星の良さを自覚し発揮することによって、ブレない人として一目置かれるようになり周りにいい影響を与えるなど)

大運を加味して考える事も面白いです。大運は人生の途中の風景のようなもの。風景は変わりゆきます。その時自分の持ってる手札をどう使っていきましょう。ここはたくさんの人と関わる時期(風景)だとしたら南の禄存星をおもいっきり稼働してみようか。そんな風に手持ちのカードで作戦を立ててみるのです。しかし貫索星の要素は消えてなくなるわけではありません。貫索の要素はその時制限になりうるか可能性になりうるかも心がけ次第なのです。

命式は手札。
それを制限にするのも可能性にするのも使い方次第。


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