タモリさん

今日はタモリさんを読んでいきます。

日干支60番　癸亥　癸は雨をシンボルとし、しとしとあらゆるものに降り注ぐ控えめなイメージですが支える亥も水ですのでダブルの水気で猛烈な雨や濁流を表します。陰の気が強いので表舞台より裏で力を発揮する人です。
陰占には火気が一つもないのが特徴的です。

陽占でみると、習得の星・玉堂龍高　伝達の星・鳳閣調舒　これらでほとんどが占められています。これらは精神の星と呼ばれていて、現実に人と携わったり現実に物事を動かすより精神的に充実を図ることを喜びととしています。テレビで垣間見られる博学多才な様子はこちらの星が生きています。東が龍高、南が調舒ということで表からタモリさんをみると大変ユニークな人と見えますが、中心が玉堂なので古典を好み保守的なものを大切に生きていらっしゃる方なのでしょう。
陰占に火気が無いということは禄存司禄がないということで、自ら周りにアピールする気持ちがない方。番組など見ても自分も周りも過度に盛り立てようとする気が働いて無いように見えますがそれがタモリさんの持ち味です。車騎牽牛もお持ちでないので何かのために自らを犠牲にしてまでやるという強い気もありません。好きなことを学び伝えていってたら周りが面白がってくれていまの地位までになったのではないでしょうか。

従星は天胡星　芸能の星と言われます。楽器や歌に優れたものを持つ方が多いです。タモリさんもトランペットや楽器をされています。中年期の天極星、最も柔軟な星です。どんな立場の方ともすんなり馴染めるところがあります。晩年期天将星をお持ちなのでとても強い自我もお持ちだったとも思いますが、水の流れのように自然に生きている方です。