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NZアウトドアトリップ①~持ち物編~

2017年の1月から約1ヶ月間、ニュージーランドの北島にあるカイツナ川を拠点に、リバーカヤックを主な目的にしたアウトドアトリップに出掛けました。

そこで学んだニュージーランドの人達のアウトドアの楽しみ方については、過去noteで書かせて頂きましたが、これから数週にわたっては、旅の記録として、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

今回は第1回目として、現地で使用したギアをご紹介したいと思います。

(毎週読んでいただいている方は、過去に紹介したことがあるギアもありますので、読み飛ばしてください。)

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写真はニュージーランドに持っていったギア(※着替え、ウェア類は省略)

現地での生活は車中泊がメイン

まずは、現地での生活の紹介を。

カイツナ川は、世界中からカヤッカーが集まり、川のそばでキャンプ(カーキャンプが多い)しながら夏を過ごせるリバーカヤックの聖地みたいな所。トイレ、水道、ごみ箱常設の無料のカーパークがあるので、僕もそこで車中泊して過ごしました。

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車中泊しながらカヤックする生活は、朝と昼の食事は自作サンドイッチなど簡単に済ませ、朝から暗くなるまでカヤックし、夕食は自炊、夜は車内に寝袋を敷いて寝る、というものでした。ちなみに僕の寝床はレンタカー、トヨタヴィッツでした。

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1ヶ月間の内、9割程度が車中泊。バックパッカーとキャンプ場が1割程度という感じの生活スタイルでした。カイツナ川を離れて、各地のサーフポイントに向かう時だけ、現地でバックパッカーやキャンプ場を見つけて泊まる、といった感じで過ごしていました。

それでは、持って行ったギアについてご紹介していきます。

〜〜〜

ヘリノックス|ビーチチェア

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1ヵ月間のNZトリップが快適に過ごせた理由は、このチェアがあったから。と言っても過言ではないです。朝はサンドイッチ食べて、カヤックに漕ぎ疲れたらビール飲んで、夕方はごはん作って、夜はカヤック仲間と談笑。全部このチェアに座ってやったこと。収納もラクだし、長時間座っても疲れない。全然壊れない。愛すべきチェアです。

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モンベル|ダウンハガー#3

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1月のNZは夏とは言え、寒暖差が激しく、夜は気温が下がるので、何も掛けずに寝ると寒い。とは言え寝袋の中に入り込んで寝ると暑いので、ジッパーを全開にして広げ、身体に掛けるようにして寝てました。旅で身体を冷やさないことは重要。春秋用の#3でベストだったと思います。化繊でなくダウンであるからコンパクト。軽量性は大事なポイント。


コクーン|トラベルシーツ

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これは封筒型をした薄いシーツ。主にバックパッカーで寝るときに使用しました。一つの部屋に複数ある2段ベッドに寝るわけですが、布団や枕があまり信用できない時も(笑)。これを布団の中に敷けば安心。あと、素肌で寝袋に入る場合も、化繊が肌に直接当たるより、綿のシーツの方が僕は気持ちいいです。


マイルストーン|MS-D1

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LEDの白いライトって、ご飯が美味しく見えなかったり、雰囲気も良くないので、僕は電球色が好きです。優しい色の明かりなのに結構明るいので、車中泊や料理する時などの一人分スペースを照らすには十分。実際に、暗くなってからの明かりはこのランタンだけで生活してました。カラーリングとフォルムもいい感じ。ボタンを押すとポワンと点く感じが地味に気に入ってます。

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モンベル|ミニタープヘキサ

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今回の旅では主にキャンプ場での日陰作りに使用。車中泊時は使用しませんでしたが、タープはもしもの時のために持っておきたいもの。旅先で全く日陰や屋根が無い所で、身動き取れなくなる可能性だってある。雨が降っても、タープの下なら、火が使えて自炊ができる、荷物を濡らしたくない場合も活躍する。実際に一度キャンプ場でゲリラ豪雨に遭い、荷物をタープ下に避難させ、自分は車でやり過ごしました。
出発の直前まで、テントとタープのどちらを持っていくか迷っていましたが、タープを選択して良かった。

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MSR|ドラゴンフライ

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ガソリンストーブの定番、通称“グルメストーブ”。お陰で晩御飯は毎日自炊。ご飯を炊く、カレーを煮込む、パスタを茹でる、ソースを炒める。大体4~5日で約600㎖ボトル(写真右)使い切るので、ガソリンスタンドで燃料補給していました。。煤が溜まり火力落ちたら簡単なメンテですぐ復活する。大体2,3回使ったら一回煤を落としていたので、とても調子が良かったです。シンプルな構造だからメンテ次第では長持ちしますね。


トランギア|ツンドラ3

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ソロでの調理には、このクッカーのセットは必要十分でした。フライパン×1,大鍋×1、小鍋×1、蓋、取手のスタッキングセット。僕はこのなかにスプーンと箸を入れて持ち運びしていました。とにかく一人でやるには、サイズ感がちょうどよい。カレーもパスタも炊飯もできる。肉も焼ける。僕にとっては必要十分。ドラゴンフライと共に、これで毎晩自炊をしていました。

ちなみに、夏の自炊生活に食材やビールを冷やすクーラーボックスは必須ですが、今回は、現地で購入し、帰国前に知り合った方に譲って帰ってきましたので紹介はできませんが、写真は以下。

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パックタオル|ウルトラライト

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コンパクトになるバスタオルなのですが、これはめちゃくちゃ使えます。僕が1ヶ月間で使ったタオル、これ一枚だけです(笑)。冗談ではなく。これだけで過ごせた理由は、それは速乾性が優れていることはもちろんですが、肌触りがコットンライクで気持ち良いこと、生乾きでもイヤな匂いがしない、これが大きかった。身体全身拭いても、車に掛けて干しておけばすぐ乾きます。


上記以外で持って行ったものは、着替え3日分、スタッフバッグ(防水のもの/防水じゃないもの)、カメラ類、コンパクトスピーカー、カヤック装備一式(カヤック本体以外)、カヤックパドル一本、サーフボード1本。
ちなみに、これ全部含めて飛行機の預け手荷物は約30㎏でした。

テントは今回持って行っていません。タープとテントの両方を持っていく余裕はなかったので、より汎用性が高いタープを選択しました。結果的には、車中泊がかなり調子良かったので、テント無しで正解でした。

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以上、第一回目の装備についてはここまでにさせていただきます。次回は、カイツナ川でのリバーカヤックについて書きたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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