見出し画像

[日記]少しだけ本を読んだ

 齋藤純男『言語学入門』を少しだけ読んだ。
 ページをぱらぱらとめくって、なんとなく開いた「歴史言語学」の章を読むことにした。

 歴史言語学は言語の、時代を経て変化する側面を研究するものだという。
 読んでいて特に興味深かった二箇所について書いてみる。

 一点目は、言語の過去の姿を知る方法を紹介している箇所だった。
 当時の記録といっても様々な種類のものがあるだろうから、確かに良い資料を見つけ出すのにはコツが必要だよなと読みながら気づいた。
 他の言語による記録や、詩などの押韻されている言葉から当時の発音を推測する方法もあるらしい。
 説明を受けると納得できるけれど、自分ではこの方法はなかなか見つけられないだろう、多分。

 二箇所目は大母音推移についての説明だ。
 昔(十四世紀ごろ〜)英語の母音に起きた大きい変化で、規模の大きい音変化として名高いそうだ。
 現代英語の音声と表記に生じたズレの要因の一つらしい。
 大学では言語学の授業を取ることもあったのだが、今になってようやく概要を理解した。
 とある音の変化に伴って、音の区別を保つために他の母音も変化していく、という動きが「そんなに全部ずれていくんだ!」と感じられて面白かった。

 あと、今日も桃を食べた。
 山梨の「夢みずき」という品種にした。
 渋さ、酸味がかなり少なく香りが華やか。
 果肉は柔らかめ。
 みずみずしくて、暑い日の夕方に冷やしてそのまま食すのにかなり向いているのでは?と思った。

 明日も暑さに負けずにやっていきたい。
 日記も書けたら嬉しい。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?