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世界大会の生配信を見た

 YouTubeを開いたら、太鼓の達人の世界大会、それも決勝戦の様子が生配信されていた。

 せっかくなのでと見ていると、なんか人々が手をすごく速く動かして太鼓を叩いている。
 ゲームセンターなどで目にする太鼓の達人の筐体そのものがステージ上に置かれている光景は、見慣れなくて少し面白みがある。

 表示されたゲーム画面は、目で追いきれないくらいの速度でスクロールされていく。
 顔の描かれた丸い音符?の上に「良」の字がポコポコと表示され続けるのをただ眺めていた。

 実は私は、ひと月ほど前に太鼓の達人を遊び始めた。
 音ゲーは好きだけど苦手なほうで、最近ようやく難易度「おに」に手を出し始めた程度の初心者だ。

 視聴者の多くは参加選手をもともと知っているのか、「優勝は〇〇だろ」というコメントもそれなりに見られた。
 プレイする楽曲が発表されると、実際によく遊んでいる人なのだろう「選曲が最高」などのコメントも流れる。

 私はプレイヤーにも曲にもそこまで詳しくないため、ゲーム界隈の端っこにちょっと足をつけさせていただいた、くらいの気持ちになった。

 自分が「これ好きかも」と思ったときに、自分以上にそれにハマっている人がいるとなんだかほっとする気がする。
 私がそれを好きになることが間違いではないと示されているように感じるからかもしれない。

 また時間がある時に太鼓を叩きに行きたくなった。
 日記もまた書けたら嬉しい。

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