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雨の日は過ぎ去りし日を。そして人参シリシリの朝ごはん。

最近、ずーっと雨。そのせいか、沖縄では野菜が高いですねー。安い野菜でいろいろ工夫するっきゃないぞー! 

人参が安かったので、今朝は人参シリシリです。モロヘイヤ豆腐もつけました。超健康です( ^)o(^ ) 人参シリシリは通常ツナ缶を使いますが、イワシだろうがサバ缶だろうが、実は何でもいいです。お好み次第♪

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人生、ほんとに色々あって、私の場合、20代は忙しすぎて何も考えず、否、考えることすら出来ないフラー(馬鹿者)であったぞ。半ば強引に迫られての最初の結婚(3回やってます)もした。かなり横暴なDV男で、閉じ込められたような環境のなか、私は鬱になり、自殺未遂も何度かやり、リストカットの跡も残り、子育てには悪影響を与え、ひどい状態。しかし、この短気なイライラ男は次々と病気となり、最終的に心筋梗塞、肝臓がんで亡くなった。

バカだったなぁと思うのは、DV男とは正反対の優しい男性と二度目の結婚で、30代を共にしてしまったこと。その優しさが単なる冷たさ、無関心さ、エゴイストによるものと気づくまで10年。ぶっちゃけ私が稼いでそいつが使う、というヒモ状態。40代に入り、やっと三行半を突きつけて離婚成立。

50代となり、人生の行きつく先が見えてきたとき、皮肉にも、ベストパートナーと出会うことになって、まさかの三度目で、今に至る。

相方は、この間大病を患い、何回か死にかけた。支えになってくれたのは、彼の子供時代からの同級生たち。実は医者だらけ。歩くのも無理、車いす必須と言われながら不屈の精神で乗り越え、現役復帰。食に気遣い、健康に留意しながら毎日働けることに感謝しつつ、穏やかな日々を過ごしている。

こうした経験から分かったのは、価値観が違う相手とは、結局うまくいかないという単純な事実。遺伝子のなせる業か、人は違うタイプに惹かれ、子孫を残そうとするけれど、終の人生をともにするには、趣味や嗜好、金銭感覚、物事に対する考え方が合致している人が良い。

例えていえば、自民党支持の保守夫と共産党支持の革新妻では、うまくいくわけがないってことです、はい。

さて60代。自分の器のサイズが見えてきた。

それは、ごくごく当たり前の「そこそこ」程度であり、世間一般の枠に収まる、ありふれた器だった。ヒトより秀でてはいないし、かといって、ヒトより劣っているわけでもなく、まぁ、捨てたもんじゃないさ程度の、よくある人生ってやつ。

でも、世の中、誰かが誰かを支えて廻っている。ヒトはそうやって生きていく。お役目が終わったら、そっと静かに枯れていけばよいだけ。

これってすごくカッコいい生き方だと思わない?


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