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【予想】日本人が選挙にも行かないしデモも起こさない理由

総務省の調査によると、令和元年の参議院選挙の投票率は48.80%。実に半数以上の有権者が投票に行っていない。さらに

また、令和元年7月に行われた第25回参議院議員通常選挙では、10歳代が32.28%、20歳代が30.96%、30歳代が38.78%となっています。(全年代を通じた投票率は48.80%)  総務省ホームページより抜粋

とあるので、若い世代が特に選挙に行っていない事が分かる。行かない奴が70%くらいいる。

理由を調べると以下のような調査記事。

要は「行っても行かなくても変わらない」というのが選挙に行かない大きな理由らしい。

そもそも少子高齢化で人数が少ない若年層が、そのうちの30%しか選挙に行かないのだから新しい風など吹きようもない。




さて、長く悲観的な声の多いこの日本の投票率。世界的に見てめちゃくちゃ低いかと言われれば意外とそうでもなく、これくらいの投票率で動いている国は多い。

オーストリアは選挙に行かないと罰則がある為、投票率は驚異の90%超えだが、そんな国はごく稀だ。

アメリカ大統領選なんかはあんなに大きく報道される割には投票率は50%代らしい。近いところだだとお隣韓国も投票率は日本とさほど変わらない。

しかし、大きく違うのは、彼らはいざとなったら物凄い勢いでデモを起こす点だ。(暴動はダメ)

韓国なんて、現職大統領ですら不正があれば容赦なく牢屋にぶち込む。

その点、日本人はとても大人しい。

別にデモが良いとは思わないが、あまりに起こらない。起こらな過ぎる。その原因はなんなのか。

これは完全に僕の予想だが、日本での革命やクーデターが全部失敗してるからじゃないだろうか。

例えばヨーロッパでは時の政権が倒される革命、クーデターが何度もあった。特にフランス。

やはり歴史的に成功体験が無いと、革命する気も起きないのではないだろうか?



これまでの日本の主な革命、反体制運動


1960年の安保闘争、1968年〜1970年の全共闘運動大学紛争、いわゆる学生運動は結果的には失敗に終わっている。

(以前加藤登紀子さんにインタビューした時「こんな事したって何も変わらないというのは分かっていた」と言っていたので当時の空気感もそういう感じだったのだろう。)

1936年(昭和11年)二・二六事件は未遂。

1932年(昭和7年)五・一五事件も犬養毅の殺害に成功しているが、その後何も変わっていないので成功とは言えない。

となると『明治維新』だが、これは外国からの力が働いている事から、日本独自の革命だろうか。微妙だ。

『西南戦争』は西郷どんの戦死で集結。

『ええじゃないか』は、そもそも目的が不明だ。

『大塩平八郎の乱』は即日鎮圧。ちなみに大塩平八郎は一説によると2メートルあったらしい。

天草四郎の乱』も鎮圧されている。

『本能寺の変』これは明智光秀が織田信長を倒しており、日本クーデター史上では珍しく綺麗に成功しているが、結局秀吉の逆襲に遭い光秀は三日天下に終わっている。

『応仁の乱』は始まりと終わりに諸説があり過ぎる。あ、これ面白かった。

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書) https://www.amazon.co.jp/dp/412102401X/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_A14P0Y69ZYQWT6PT0G17

となると、、まさか唯一成功した革命は…『大化の改新』なのか…!?昔過ぎるだろ!

と、思っていたら良さげな本を発見。

書いていて再確認したが、まだまだ歴史について勉強が足りないようだ。この問題についてはまた調査して報告する事にする。するもん。







コーヒーが飲みたいです。