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身を守る・護る・衛る!護身術の観点からみたマモルということの定義とは?

護身術と言えば、身に迫る危険や暴力被害から身を護るための技術、そうとらえている人がほとんどだと思うし、その認識も間違っているわけでは無いのですがね。(^_^)b

そういう身体への危難から身を護る護身術を、狭義の護身術と定義するならば、私の研究している護身術はもっと広義の護身術であり、身体だけで無く心や人間関係や仕事、日常生活も含んで護るという意味で使っています。

危険や災害対策としての護身術ってピンとこないかも知れないけど、普段からの心がけや意識の持ちようで対策できることも多いんですよね。

解釈を広げていけば、収入減少に伴う生活費のやりくりなんかも、ある意味でそれまでの生活を護る護身術に通じるのよね。(^_^)b

なので、皆さんがイメージしている護身術と、私が研究し実践している護身術のイメージは食い違っていると思うんですよ、たぶんですけどね。

それが食い違わずに同じイメージを抱いてもらえていたとしたら、とても嬉しいですし皆さんの共感力や察知力、読解力に心から感謝しなくちゃイケませんね。

それぐらい、護身術といったらコレ!みたいな既成概念ができあがっているのですよね、残念なことに。

まぁ、それは仕方がないとして、少しでも護身術のイメージが変われば私の研究実践も、もっと活かせる場が増えると思っているんですが、さしあたってはこのnoteの世界があるので、少しでも発信したいと考えているところ。


さて、タイトルに書いたマモルということの定義なんですが、実は使っている漢字で同じマモルでも意味合いが微妙に異なっているんですが、その点の解釈を解説しておきますね。

守る・護る・衛るの定義とは?

護身術を英語表記するときに使われるのが 「Self defense」という用語ですが、この defense 以外にもマモルことでは protectguard という単語が使われますよね。

私は英語の専門家でもないので、学術的な面での語彙解釈や翻訳は得意なわけじゃありませんが、自分で理解している単語別の意味合いを紹介したいと思います。

細かい点で勘違いをしていたら文脈・コンテクストでご理解くださいね。

さてと、マモルという意味合いの defend・protect・guard については

defend:差し迫る脅威や攻撃に積極的に抵抗して、その脅威や攻撃を排除し安全を保つこと

protect:危険や害から防御に役立つものを用いて守ること、防衛すること、事前予防も含めてマモルこと   
    
guard:注意深く見張って危険から安全を保つこと

というそれぞれの意味合いの違いを理解する必要があります。

このことでも分かるように、セルフディフェンスだと差し迫った脅威や攻撃に対し、積極的に抵抗して脅威や攻撃を排除することで安全を保つという意味になりますよね。

この用語が一番使われている、護身術のカタカナ表記になっているんですよね。

次にプロテクトですが、危険や害から防御に役立つものを用いて守ること、防衛すること、事前予防も含めて護ることとなりますので、私の研究実践している護身術の意味合いに、ほぼ適合しているのです。(^_^)b 

もう一つのガードとなるとまもり専門で、ひたすら防御ブロックする意味合いになってきますが、日本の海上保安庁の英語表記が Japan Coast Guard となっているので、そのことでもお分かりだと思いますね、この意味合いは。

ついでに書いておくと、自衛隊の英語表記は Japan Self-Defense Forces となっていて、航空自衛隊や陸上自衛隊、海上自衛隊を個別に表記するときは
下記のように表記されているんですよ。

Japan Air Self Defense Force(航空自衛隊)
Japan Ground Self Defense Force(陸上自衛隊)
Japan Maritime Self Defense Force(海上自衛隊)

それぞれの Self の前に Air・Ground・Maritime が付いているのがお分かりだと思います。

米国ではそれぞれ Air Force・ArmyNavy の呼称を使っているのが、私たち日本人にも映画などでお馴染みではあるんですが、日本ではSelf Defense Forceの前に Air・Ground・Maritime をくっつけてお茶を濁しています。

自衛隊の場合は Defense Force だけで、防衛のための部隊・軍勢という意味が伝わるのでSelfを冠しているのは、ことさら自国のためにしか機能しないというエゴを感じてしまうんですね、なんかセコい感じがしますよね。

個人が自分で身を護ることを、セルフディフェンスというのは違和感は無いのだけど、国がセルフをくっつけるのには相当の違和感が残りますね。

これって言葉遊びでもなくて、自衛隊当事者や国民の自覚にも影響していそうな気がします。(´д`;)


まぁ、そこはそれとして、護身術に話を戻しますね。

マモルという意味合いの defend・protect・guard についての解釈を考慮して護身術をとらえた場合は、セルフディフェンスやセルフガードというよりも、セルフプロテクションと表記したほうが、ドンピシャなんですよ。

セルフプロテクションだと、事前に予防策をとることも、使えるモノを最大限活用して危険や災害、暴力被害から身を護ることだけでなく生活防衛まで含んでいるから、私の提議している護身術に適合するんですね、ピタッと!

なのでプロテクションスキルを磨くことは、大事な命と生活の防衛対策になるわけですが、プロテクションスキルを磨く以前にやるべきことが、本質的な健康体を取り戻すことなんですね。

だからこそ身体のケアとしてのセルフ整体健康法や、身体調律としてのカラダチューニングや、身体機能の蘇生・活性化のボディワークなどをメソッドに組み込んでいるわけなんですよ。(^_^)b

そうやってまとめたセルフ整体関連の11記事をマガジンにしたのがこちら。


そして自宅でこっそり学べる護身術がこちら。


普段は何気なく聞き流しておられるだろう護身術やセルフディフェンスという言葉もきちんと定義づけしてみると、使う漢字によって異なる意味合いを持ち、それぞれの護身術技法の特長がより明確になる、ということですね。

何も護身術と言ったからといって、切った張ったの格闘技術だけじゃ無いということをご理解いただき、日頃から周囲に気を配って危難から身を護る習慣を付けておきましょうね。(^_^)b

その気配りや観察を習慣にしていることが、あなたを危難・災害から護ってくれる立派な護身術となりますので、ぜひ実践してくださいね。


ってことで、今回は
身を守る・護る・衛る!護身術の観点からみたマモルということの定義とは?」という護身術の話でした。


では!

まもるも ふせぐも のほほんと。


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