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小説の書き方を教えています。

こんにちは。

この五年ほど、小説の書き方を教えています。
2019年には、私がお手伝いした方々の中から、六冊もの商業出版が実現しました。個人的に細々とやっているとは言え、とてもうれしい限りです。

「おぉ! それは凄い! 出版に至った本の題名を教えてください」

ごめんなさい。それは契約上お話しすることができません。

なんじゃそりゃー! となる事でしょう。うん、そうなんだよねぇ……。
いゃ、いろいろとやっていると、ほら……わかるだろう……。
えっ、分からない? 解ってくれない?

そうですねぇ。理解していただけない方々は、私ではなく別の方々へ。
noteで小説の書き方と検索していただければ、4300件以上出てきます。
今すぐに、別の記事を読むことを、強くお勧めします。
さようなら。

理解していただける方々。忖度していただける方々。うれしいですねぇ! 大好きです!

そんな大人思考の方々へ。

商業出版できる小説を書くということは、結構大変な事です。

 ・ 文章が上手ければ良いのか ?
 ・ 面白いストーリーがあれば良いのか ?
 ・ 出版社へのパイプがあれば良いのか ?
 ・ コンテストで、何か賞を取れば良いのか ?
 ・ 出版前に、そこそこメジャーになっていたら良いのか ?
 ・ 情熱は必要か ? ( これは絶対に必要 ! )
 ・ 美辞麗句を駆使する力なのか?
 ・ その他、得体のしれないテクニックがあるのか ?
 ・ 面白い小説を書けばいいんだろ ?

商業出版にこぎつけるには、様々な要因をバランスよく配合された執筆物であること。又は、突出したパスポート的な要因がある。

突出したパスポート的な何かがある方々が出版する場合。
これは、芸能人や時の人、業界の第一人者などが執筆した原稿です。
売れる。必ず売れます。
広告宣伝費用もググっと抑えられて、いい感じに利益が出るから出版社が予算をかけて出版するのです。

まぁ、これは特異なケースと言いたいのですが、出版社も利益を出し続けないと会社が潰れるので致し方ありません。 
「えぇ、んじゃ。名もない俺たち、私たちは出版できねーじゃん」
まぁ……そうなんですが……。そうばかりではありません。

出版業界は、常に新しい人材を探しています。

「いゃ。もう、そんな言葉聞き飽きたよ」

そうですよねぇー。
同じ気持ちです。私もいろいろとありました。〇〇出版の奴らめ ! 覚えてろよ ! いつか必ず ! いつかきっと ! 俺の事を思い出してください。執筆のご依頼お待ちしております。

さて、与太話は置いといて、パスポートを持っていない、普通の方々が商業出版に至るには、何が必要なのか考えてきました。
私は、一つの結論として大衆小説に焦点を当てることをお勧めします。

大衆小説とは何か ? それは純文学やエッセイ、詩篇、専門解説書、以外のすべての小説です。言い換えれば大衆娯楽作品です。

大衆娯楽作品に要求される小説の要素とは ?

 ・ 高校生レベルの漢字
 ・ 中学生レベルの文法力
 ・ 文章の持ち味
 ・ ハラハラ、ドキドキ、ワクワク !
 ・ テンポの良い没入感
 ・ ちょっと賢くなった気持ちになる雑学的な何か
 ・ 日常生活の辛さから切り離してくれる時間
 ・ あぁ、読んじゃった。と思わせる読了感
 ・ 私の知らない秘密の力 ?

これら全てが「あっ、あの小説の続きまた出てる。買わなきゃ」と読者を誘導する仕掛けが施されている小説です。

「うん、わかった。それじゃどうすれば、そんな小説が書けるの ?」

こんなに簡単 ! 一日三十分の執筆で、誰でもサクッと作家デビューでお小遣いザックザク !
残念ながら、そんな虫が良くパパッと書けるようにはならないんですよ。あったら私が聞きたい ! そして誰にも教えません !

しかし、指針は見つけました。必要なこと以下の

 ・ 出版したい ! という情熱
 ・ 中学レベルの文法力
 ・ 高校生レベルの漢字
 ・ 文章の持ち味
 ・ 確りとしたプロット
 ・ 出版社が出版できるボリューム
 ・ 作家としてのセルフマネジメント
 ・ トレンドを汲み取る力
 ・ 安定した執筆速度

これからの作家に必要な三つの力

まぁ、上げ始めたらきりがないのですが……。大きく分けて三つのブロックに分けることができます。

 ・ 文章力
 ・ プロット力
 ・ セルフマネジメント

文章力は、中学から高校生レベルの日本語力です。オリジナルの世界観を醸し出す強力な文章能力は、一朝一夕に身につくものではありません。しかし、いくつかの練習方法とアドバイスを控えめに伝えることはできます。
小説家の多くの方々はとても頑固。はい、それはもう私を含めて頑固で傷つきやすい感性を持っていらっしゃいます。なので、ここではあまり書きません。
だって、こんな表現は如何なものかと……なんて指摘しようものならば大変 !作家志望の方々の繊細な心は閉ざされてしまいます。以降、一行も進まなくなってしまいます。
また、ナイーブな私は「そんなこと言って、お前はどうなんだ ? もっと素晴らしい表現。万民の心に響き、以後の人生の支えとなる文章を綴れるのか ?」と朝夕悩み、胃薬のお世話になってしまいます。誰も幸せになりません。

プロット力のアドバイスには自信があります!
このアドバイスを始めて、多くの方々が商業出版を勝ち取ることができたのですから !

実は、私が最初に商業出版デビューをしたのは大学時代です。
まぁ、ゴーストですが……。
その頃に手解きを受けた小説の書き方と現在の小説の書き方は、決定的な違いがあります。

その違いを知るために本を読み漁りました。

SAVE THE CATの法則シリーズ(ブレイク・スナイダー著)
脚本を書くための101の習慣
「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方(カール・イグレシアス著)
工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素
工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素(ラリー・ブルックス著)
ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則(ロバート・マッキー 著)

その他、数十冊の小説の書き方や脚本の書き方、創作に関する本を調べに調べました。
いゃー、大変でした !
とにかく訳が悪い。なんて書いているかわからない ! 意図的に書いてない部分がある ? 人によって、ストーリーの創作手法が全く違う……。

解析、分析、補完、再構成をするのに一年半ほどかかりました。

結論として、商業出版を目指しておられる方々に、一番足りないのは、バリューを意識した、プロット設計だと結論に至ったりました。

長くなりましたが、私はここをキーとして商業出版のアドバイスを業として始めました。

セルフマネジメントは絶対に必要です。
現代はネット社会。小説家は市場を意識した執筆をしなければなりません。
また、SNSなどでフォロワーの支持を得られているということは、それだけで出版社に対して売りとなる要因なのです。
ネット小説という作品発表の場所は、市場調査という鉄火場です。
その辺りも意識して、プロットを組むと出版に漕ぎつけられる要因がググっとアップします!

このnotoで書いていく内容は、こんな感じで、ゆるくゆるく商業出版を目指しておられる方々に、お伝えしていきますね!

あぁ、また長く書いてしまった。
1800文字ぐらいの記事にしようと思ったのに、気が付けば3000文字を超えてしまいました。
読ませる工夫が足りていない文章として。適切なバリューとプロットのない悪文の例の適切材料になってしまった……。

もし、最後まで読んでくださってありがとございます。
キスを頂ければ幸いです。













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