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住宅専用地に病院・店舗ができることで、公民館が変わるかもしれません。

住宅専用地に病院・店舗が設置できるようになりそうです。住宅地でも「第一種低層住宅専用地域」が対象のようです。

高齢者が歩いて行ける場所に施設が欲しいニーズがあり、暮らしやすい街づくりにつなげるねらいがあるようです。改正案が成立すれば、年内にも設置できるそうです。

施設の誘致は、自治体が判断するようですが、国交省は、スーパーマーケットや病院、子育て中の親が共同で利用できる仕事場などを想定しています。

今回のニュース、とてもよいと思いましたが、さらによくするために思ったことは次の点。

まずは「交流の場」。単に商業施設だけではなく、高齢者と子育て世代など、世代間を超えた交流の場がほしい。日本は「夫婦のみ」「夫婦と子ども」などの世帯である核家族が多いため、特に高齢者と子どもが交流する場がほしいところです。地域全体で子どもを育てる施設であってほしい。

続いて、公民館の存在。多くの公民館は簡易的な建物や部屋が多いと思います。商業施設の中に組み入れることで、公民館の敷居のハードルを下げ、かつ、公民館が交流の場になれば、さらによいことだと思います。子ども会行事の打ち合わせや、地域の総会もワクワクするような施設であれば話もはずむでしょう。

最後に、その地域の歴史や文化の紹介。私が在住している太宰府は、令和で知名度がぐっと上がりましたが、実際に住んでいる人ですら知らない歴史や文化があります。自分たちの街の「過去」と「今」を知ることで、さらに愛着がわくかもしれません。そうすれば、進学や就職で一旦その街を離れても、戻ってきたいと思うことで、人口減少対策につながるかもしれません。

いずれにしても楽しみなことを予感させる記事でした。


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