「経営陣 vs 従業員? 社内コミュニケーション攻防戦」ウェビナー実施レポート
5月29日(金)ウェビナー「経営陣 vs 従業員? 社内コミュニケーション攻防戦」を開催しました。
経営陣と従業員で良いコミュニケーションが行われれば行われるほど、優れた職場環境になり、従業員体験が向上し、業績に寄与します。
緊急事態宣言以来、国民生活を保つインフラ、病院や生活必需物資等以外の職種に在宅勤務が求められてきました。
企業が進化する契機として、新時代の企業組織に必要なものを、「従業員体験」の観点で「コミュニケーション」の切り口から探るべく、埼玉大学経済経営系大学院 准教授 宇田川元一氏をお迎えして、組織のわかりあえない対立を読み解く「ナラティブ・アプローチ」についてお話いただきました。
また、「従業員の声に耳を傾ける活動のトレンド」をテーマにクアルトリクス合同会社 市川幹人氏に従業員エクスペリエンスの重要性についてお話いただきました。
登壇者
組織を動かす対話の力
登壇者紹介
対話の重要性
組織がイノベーションを起こすためには、階層の壁/事業間の壁/組織の壁を乗り越えていく活動が必要です。
現場から上がった声をミドル層が引き上げて、経営陣に伝えるためには対話が不可欠です。
対話の生み出し方
準備:相手は相手なりに一理あって、相手も自分と同じ存在なんだということを認めることが大切です。
観察:相手がどういった状況にあるのかじっくり観察します。
解釈:観察に基づいて相手の状況を想像して、介入案を考えます。
介入:具体的なアクションを起こします。
人と問題を切り離す
問題は「個人の内側」で生じています。
一般的には、問題が起きると、問題を起こした人に問題があると考えがちです。しかし、問題に名前をつけたり、形や色を考えてみる(外在化)と、問題自体について、それまで見えなかったいろいろな側面が見えてきます。
宇田川さんの書籍&音声コンテンツはこちらからご覧ください。
従業員の声に耳を傾ける活動のトレンド
登壇者紹介
従業員の声に耳を傾ける時代
多様化する働き方/人材確保の難しさ/従業員を大事にすることの重要性/新しいものを生み出す革新性に加えて、テクノロジーの進化/テレワーク導入を背景に従業員とのコミュニケーションを強化する必要性が増してきました。
従業員エクスペリエンストの重要性
従業員意識調査のメインテーマは、
「満足度」→「エンゲージメント」→「エクスペリエンス」と変化しています。
顧客第一ではなく、従業員第一と従業員を大切にすることで、彼らは顧客に対してしっかりと対応します。
従業員の声をフルに活用するために
分析→課題特定→アクションプラン策定→アクション実行の流れをしっかり組み立てることが大事です。
クアルトリクスでは従業員の声を吸い上げるだけでなく、具体的なアクションまで提示することができます。
クアルトリクスの詳細はこちらからご覧下さい。
自社アプリの社内コミュニケーションにおける役割
社内コミュニケーションの課題
社員コミュニケーションには、「従業員エンゲージメントを高め、組織力を向上させる」と重要性が高いにもかかわらず、「時間が割けない」「働き方の多様化」「場がない」など課題が多くあります。
スマートフォンで解決
従来の方法(メール/会議/対面)に加えて、経営層と社員/部門間/世代間/勤務体系の異なるメンバー同士をつなぐハブが必要になります。
スマートフォンアプリを活用することで、直接メッセージを届けることが可能になります。
ヤプリ3つの特徴
スピード導入/直感的な管理画面/安心・安全のセキュリティで自社アプリの開発/運用/分析をワンストップで実現します。
Yappli for bizの詳細はこちらよりご覧下さい。
ヤプリセミナーご案内
ヤプリは火曜日/水曜日/木曜日に週刊セミナーを開催しています。
皆さまのビジネスのお役に立つ情報を発信しておりますので、ご関心があるテーマがございましたらぜひご参加下さい。
セミナー一覧はこちらからご覧下さい。
引き続きよろしくお願い致します。