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道楽者の深掘り

Hello new family in Japan
ついにアメリカの親戚と直接メールをやり取りすることができました。彼女は私と同じ曾祖父の「ひ孫」同士です。ずっと日本の親族を探していたそうです。

私たちの親類はアメリカ、日本だけでなくヨーロッパにも及んでいるそうです。親族にはメキシコ人、スペイン人、アメリカインディアンなどの人種は混血しているそうです。私たち日本の親族だけが100%日本人だと書いてありました。年末から驚きっぱなしです。

彼女と私、日米で情報を交換し、いずれ曾祖父の詳細な生涯に迫ることになるでしょう。

なんやえらい大ごとになってきましたで👀

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モヤモヤ、ムズムズ
歴史学の教授にも言われましたが、日本での庶民の歴史をたどるには限界がありました。だからとっくの昔に、壁にぶち当たり終結宣言をしていました。しかしここに来て改めて、これまでの調査ファイルと新たにアメリカからの情報を追加したものを眺めてみました。

すると「なぜ曾祖父一家がハワイへ移民に行ったか」「なぜハワイから曾祖父はカリフォルニアへ、曾祖母は日本へ帰国したのか」など彼らの行動の動機が、モヤモヤと気になってきました。まるで気分は名探偵コナンくんです。

行動の動機づけを解明するには、当時の社会状況や庶民の生活などを理解していないと、彼らの行動を推測はできないでしょう。知りたくてムズムズしてきました。

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「あほ」or「酔狂」=道楽者
アメリカの親戚にもいろいろと伝えたいので、謎の解明に当たることにしました。ということで、早速母校の大学の図書館へ文献を探しに行くことにしました。

しかしながらわざわざ2時間以上かけて、調べに行くのは、交通費、時間コストがかかります。ある意味「あほ」、もしくは「酔狂」なことでしょう。それでも行きたいのは、私がどうしても知りたいからです。早速大学へ向かう電車に飛び乗りました。こんな私はまるっきりの道楽者です。

目に見える歴史の楽しさ
明治期は近くて遠いです。しかし近現代史は学校では深く教えられません。近い過去なので、資料や文献は比較的多く残っています。だから掘ってみたら、おそらく「何か」が見つかるはずです。それこそが目に見える学問である、近現代や現代社会学の面白さなのです。

短大で近現代の歴史、大学では現代社会学の中でも、特に家族社会学に関心を持っていました。学んで来たことが、この調査で多いに役立っています。長いこと、役に立たないし、お金にもならない、道楽者のド文系だと自虐してきました。しかしここまできたら、道楽を極めようではありませんか。

半日、図書館で本を探し、偶然手にした本にヒラメキを感じました。ここまで粘着し、深掘りし、根拠付けする文献や論文を探し求めるのは、大学院での研究での経験からです。ようやく大学院での勉強が役に立つ時がきたようです。やっと学び(学費)の回収になるかな😆

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英語について
そうそうアメリカの親戚とのやりとりは、翻訳ソフトを利用していますが、英文を見て、恐怖に震えることはありません。多少意味が分からなくても、どってことありません。この1年間の英語の勉強のおかげで、無駄に度胸だけはついたようです。
でもzoomで会いたいと連絡がきましたが、さすがにそれは勘弁してもらいました。おそらく極端に無口な私になるからです。そして思うように話せなくて、ストレスが爆発しそうです。

さらに今後は、親戚との対面を想定し対策を練っています。いまの「あしながおじさん」の英文購読が一段落したら、スピーキングの勉強に入ります。先生と相談し、かつての購読したテキスト「動物農場」を英会話の練習に使用すると指令が来ました。音声テキストを準備しなくては❗️

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というわけで
アメリカとのやりとり、日本での文献調査、英語の勉強です。日々確実に前進していま〜す🍀



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