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「左脳」の時代から「右脳」の時代へ

コロナウィルスが蔓延するこの世界。

「感染しないようにするにはどうしたらいいのか。」

「感染したらどうなるのか。」

「アビガンは処方すべき薬なのかどうか。」

「政府の対策は、本当に国民の命を守る方向に向いているのか。」

「いつ終息するのか。」

「これからの経済はどうなるのか。」

・・・

わたしたちは、テレビ・新聞・インターネットで24時間、情報とつながることが出来るようになりました。よくも悪くも。そろそろ、この「情報過多」な現状から回避したいと思っている人もたくさんでているのかなと思う今日この頃。現にわたしがそうなっているもので。

悲しいことに、みんなで助け合わなければならない、こんな状況で買い占めや医療従事者への差別など、「自分さえよければいい」といったような行動をする人がいるようです・・。

通常通り、仕事ができなくて、時間がある今だからこそ、「何をすべきなのか」「何がしたいのか」を問いかけることが出来るのではないかと。情報に流されようものなら、漠然とした「不安」に押しつぶされそうになってしまう。でも、人類のチカラ、人間のチカラってすごいっていうことを、こういった「非常時」だからこそ信じて発揮していこうではないか!!と、壮大な感じになりましたが、日々行うものとして、運動不足を解消するために「ラジオ体操」をすることに加えて、右脳を鍛える「トレーニング」をやっていくと決めた。そんな話です。

何故、右脳を鍛えるにいたったのか?

そもそもの発端は、不安を掻き立てる情報に溢れた今、確実にわたしの脳はキャパオーバーになっていると感じたことにあります。言語による分析的な思考モードは「左脳」が行っているそうで、毎日毎日、暗いニュースを処理しているのは、やはり「左脳」。だったらバランスをとるためにも「右脳」を使ったり鍛えることが必要なのでは?そして、以前、「TED」の講演で、アメリカの脳科学者Jill Bolte Taylorがしていた感動的な脳の話を思い出したのです。

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この講演は、心が震えました。実際に映像でみてもらうと、ダイレクトにメッセージが伝わると思うので、ぜひみてほしいのですが、かいつまんでお伝えすると、

ある日、脳科学者である彼女の左脳部分に脳出血が起きる。

左脳がつかさどる言語的理解の力が薄れていく中、自分が「個」ではなく、全てがただ繋がっている「エネルギー」の中にいるという体験をする。その世界は「平和的で愛に満ちていて、みんなが地球の兄弟姉妹」という”天国”のような場所だったと彼女は感じた。

脳科学者として、彼女は左脳と右脳の違いについて、次のように説明している。

左脳は、言語で考えてあらゆる情報から「過去」と「未来」を分析する。わたしはあなたとは違う=「個」という認識をもつ。

右脳は、「今」が全てで、「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」から「今」の状況を感じ取る。「わたし=全体」という認識をもつ。

そして、彼女は最後にこのように締めくくるのです。

「わたしたちの脳内には、右脳と左脳があり、どちらに歩み寄るか、わたしたちが選択することができる。わたしたちが右脳に歩み寄ることで、平和な地球になると信じている。」


この講演は、本当に勇気や希望が湧く内容で何度見ても、心がじーんと熱くなります。そして、改めて思ったのです。多くの人々が「右脳」をより使っていくことが、今のこの混沌とした世界を優しい世界・希望に満ち溢れた世界にしていけるのではないかと。

ということで、今日から「右脳トレーニング」始めました。

具体的なトレーニング、体感の変化などは随時、発信していこうと思います。



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