見出し画像

アプリの使い初めでつまずいた

寝る前に広告で偶然見つけたRefaceという動画の顔を入れ替えられるアプリを息子と試していて、期待した面白さや効果を最初に感じさせることの大事さを改めて思い知らされてしまいました。

このアプリは、動画の登場人物の顔を自分や自分が写真を持つ人の顔に置き換え、TikTokくらいの尺の動画を生成できるアプリなのですが、置き換えられる動画がマーベルやディズニーなどの有名な映画のワンシーンを利用できるのがとても面白い。

ただ、面白いと感じられるかどうかは自分を識別できるくらいに加工されてこそで、うまくできると自分が映画の登場人物になった気分になったり、頑張れはこのくらいの風貌にはなれるのかと錯覚できたりするわけです。とても楽しい。

と、自分は大いに楽しんだ訳ですが、息子の顔写真を利用した加工がどうもうまくいかない。きれいに加工してはくれるのですが、どう組み合わせても息子を感じさせる加工にならず、見知らぬ誰かが演技しているのを観ているような気分になります。

元が有名な映画のシーンなので演技は完璧ですが、知っている俳優と自分の写真を元に生み出されたものが見知らぬ誰かに変わっても面白い訳もなく、むしろ微妙な空気が。。。

私の写真を元にした加工がそれなりに良くできていたので、息子の期待も大きく、横で見ていてもワクワクが伝わってきます。それが加工を繰り返す中で徐々に落胆に変わり、しばらくは楽しんでいたものの「つまらない」言い始める始末。案外悪くないものもあったと思いますが、本人にはまるで響かなかったのでしょうね。

使い始めの体験の重要性は理解していたものの、こんなハッキリとした対比を目の当たりにすると、なかなか考えさせられます。

説得力はないですが、この「Reface」自体はおススメです。顔写真の解析も優秀で、寝室で撮影した薄暗い写真でもまるで問題ありません。自分っぽさを出すにはいくつか表情を変えて試すといいかも。

提供されている「映画の」動画は大人のキャラクターばかりなので、それも子どもが楽しむには合わなかったのかもしれません。親は成長した子どもの姿を想像するかのようで楽しいですが。

もうちょっと息子と一緒に楽しみたかった。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?