哲ちゃんの晴耕雨読

宮崎県西都市でぽんかんを栽培する、やのポンカン園の矢野哲雄です。

哲ちゃんの晴耕雨読

宮崎県西都市でぽんかんを栽培する、やのポンカン園の矢野哲雄です。

最近の記事

3/18 開聞岳登山

先日いつもの友人と、鹿児島開聞岳に登りました。 指宿温泉泊まりと思っていたら、友人の都合(お茶の霜対策)で日帰りという強行軍でした。 朝5時出発、指宿9時着。 今回は「ヤマップ」という登山アプリを使ったので、行程を克明に記録することができました。 薩摩富士とよばれる開聞岳、7合目まではまあまあ登り易かったけれど、8合目から頂上までは、岩場が厳しくなり、いつものことながら「頂上はまだか?」の繰り返しでした。 しかし、登りはまあいいとして、問題は下りです。いつものように、二

    • 「フラダンス始めました」

      先日ホワイトデーのお返しを買いに、Hさんという店に行きました。夫婦ふたりでやっているお店です。 いつも笑顔いっぱいでお客さんを迎えてくれます。素敵な笑顔です。 ふと首もとを見ると、「フラダンス始めました」という大きなカードを下げているではありませんか! わたしは衝撃のあまり卒倒しそうになりました。 わたしも心臓は弱いほうではありませんが、この勇気に感服しました。 自分の名前のカードを首に下げることはあっても、はなしのネタを首に下げるという発想は、今まで見たこともないし、

      • 「自分で植えた苗」

        今月初め、新品種「あすき」の苗を30本植えました。来年70本追加して植える予定です。 この「あすき」は、ぽんかんの販売が終わる2月下旬から3月上旬に収穫する、剥皮性(手で皮がむける)の高糖度柑橘です。 2月以降の柑橘のほとんどがナイフが必要で、その手間が敬遠され消費が伸びない、という現実があります。 それを解決する、ぽんかんに続く新戦略として捉えています。 「自分で蒔いた種」という言葉のニュアンスは、ネガティブな響きがあります。 「あんたが好きで始めたんだから・・・」

        • はぴ大福とのご縁

          友人Iくんの紹介で、宮崎神宮近くのおかし屋さん「hapihapi」さんとご縁になりました。 2月のはじめ、わたしの「蔵出しぽんかん」を使った、季節限定「はぴ大福」を作っていただきました。 大福大好きなわたしには、天から舞い降りてきたような大福であり、食べると天に舞い上がるような、おいしい大福でした。 そういうご縁で、生産者取材に来られました。年間を通じその時々の旬のフルーツを使った大福を作るのだそうです。 このご夫婦のスゴイところは、使うフルーツの生産者を知ることから始め

          なんとか乗り越えた高い壁

          昨日、ようやくポンカン完売しました。 今年度、約1300コンテナの収穫がありました。 1300のコンテナを一度に並べ、これを全量自分で売ることを考えたら、おそらく絶望しそうになると思います。 市場・JA・卸し、を使えば、いとも簡単に捌くことができます。 しかし、価格決定権のない世界での戦いは、最弱者であることに間違いありません。 12月のお歳暮としての箱売り・発送、1月上旬のお土産用手提げ袋販売、そして1月中旬からの「蔵出しぽんかん」直売所販売。 あの手、この手を駆使して

          なんとか乗り越えた高い壁

          農業女子カメラマンJ子ちゃん写真集(今年度版)

          今年度も友人の農業女子カメラマンJ子ちゃんに、収穫の様子を撮ってもらいました。 この写真に映ってるぽんかんたちを、ほぼほぼ(蔵出しぽんかんは貯蔵中)消費者の皆様に届けることができ、今安堵しているところです。 彼女の写真は、なんだか温かく優しい気持ちになるのは、わたしだけでしょうか? では、今回ランダムにアップしてみようと思います。 たくさんの写真の中でどれを選ぶか、大変迷いました。見る人の感性の違いで、まだまだアップできない写真があることが残念ですがご容赦ください。 スー

          農業女子カメラマンJ子ちゃん写真集(今年度版)

          直売所の朝

          12月の贈答用ぽんかん販売が終了し、1月になると自宅販売から直売所販売へと力点が移行します。 市内4店舗、隣町1店舗の計5店舗(直売所)に出しています。 毎朝6時半には家を出て、帰るのは9時頃になります。始めたら休むことなく、全てのぽんかんを完売するまで続きます。 直売所に持ってくる生産者の顔ぶれを見ると、ほぼ高齢者です。 わたしも前期高齢者(67歳)ですが、ここでは「若もん」です。80歳台はザラです。 朝早く野菜を持ってくる人は、みんな元気です。 元気だから持ってく

          絶望しそうになる高い壁への挑戦

          明けましておめでとうございます。 今期も無事すべてのポンカンを収穫することができました。 これもひとえにスタッフの皆様の力だと感謝しています。 毎年のことながら、収穫され選果場に並んだポンカンの山を見ると、これを「自力で売るのか」と考えると絶望しそうになります。 しかし、この壁を越えない限り「安定した農業経営、自立した農業経営」の確立は無理だと心に言い聞かせています。 45年前の静岡でのお茶研修先の教え「相場に左右されるようでは経営にあらず」 お茶ではできなかったけど

          絶望しそうになる高い壁への挑戦

          R5 12/2 収穫始めました

          いつも来てくれる人、友人、そしてその友人、多くの人の手伝いでポンカン収穫始まりました。 NHKの取材はありませんが、農業女子カメラマンJKちゃんのインタビューがありましたので、その様子をお伝えします。 R5年 12/2 ぽんかん収穫始めました - YouTube R5 12/2 収穫開始 「どういうポンカンがおいしいの?」 - YouTube 動画の中にもありますが、収穫後選果・選別等をしてから約10日ほど追熟させてからの販売・発送となります。 12/10日過ぎの販売となり

          R5 12/2 収穫始めました

          11/20・21 鶴見岳 由布岳 登山

          先日、友人2人と鶴見岳・由布岳登山に行ってきました。 前々日に雪が降ったので、チョット心配でしたが、登山道はほぼ溶けていて、コース外の日陰では雪が残っている状態でした。 ここの岩登り悪戦苦闘している時、東峰頂上から「ヤッホー」という黄色い声。 その声を聞き、わたしは「それどこじゃねぇー」とこだましてみました。 それがご縁で・・・ 今までの登山の中で「一番こわかった!」 これが登山、これぞ登山。 しかるに、経験者のSくんいわく 「こんなもんじゃないですよ」 「🎤娘さんよく

          11/20・21 鶴見岳 由布岳 登山

          久しぶりに「やのぽんかん園」YouTubeを覗いてみた

          以前、商工会議所のYoutube研修があり、以来8本の動画をあげています。 久しぶりに、再生回数が今どうなっているのか、覗いてみました。 インスタ関連動画が、三桁。 わたし個人の動画は二桁です。 その中にあって、一本だけ突出している動画「娘 草刈りに挑戦」は、現在7625回再生と群を抜いています。 娘 草刈りに挑戦 - YouTube娘 二人の幼い子どもを育てるのに、正職だと大変だということで、育休が終わった6月から前職を辞め、うちでアルバイトをすることになりました。

          久しぶりに「やのぽんかん園」YouTubeを覗いてみた

          びっくり!何で?

          先日投稿した「くじゅう連山、別世界②」、ビュー回数が6221回と信じられないことになっています。(全体ビューは、ここ1週間で6577回。他の投稿も356回と多い) ふつうの投稿で120回くらいですから、もう何がなんだかわかりません。 内容が「ちょっと説教じみかなぁ、でもまぁいいか」という気持ちで投稿したのに・・・ 原因を分析すれど、まったく思いつきません。 嬉しい反面、なんだかこわい・・・ 注:じぶんのページで閲覧数を見るダッシュボードという機能があり、毎日どの記事がどれく

          びっくり!何で?

          12月収穫前の園地整備

          12月の収穫の前に、タイヤショベルで土を運び、園地の道路整備をしています。崖を横に見て、高所恐怖症の人にはチョット無理な作業かもしれません。 - YouTube タイヤショベルで運んだ土で、路肩を補強しています。12月の収穫前の大事な作業です。道幅狭く、隣は崖なので、ヘルメットもちゃんと被り、慎重に作業をすすめます。 - YouTube インスタの投稿を、このNOTEに直接飛ばすことができません。(ラインとかTikTokなら簡単なのですが・・・) 一旦、You Tubeに

          12月収穫前の園地整備

          くじゅう連山、別世界②

          最初におことわり。 前回投稿の中で「81歳のじいちゃん」という記述をしてましたが、ある方から、「じいちゃんはあんまりです。あの方は海外の名だたる山を登っている、大分では高名な登山家で、レジェンドです。レジェンドと呼んでください」 という指摘を受けました。知らないとはいえ、大変失礼しました。 それでは昨日の続きです。 昨日の投稿のあと、たくさんの人から(約2人)「楽しそうやね、今度誘ってね」とラインが届きました。 登山の魅力は、その達成感と自然と一体化するその爽快感だと思

          くじゅう連山、別世界②

          くじゅう連山、別世界①

          先日友人と、九州本土最高峰久住中岳(1791m)に登ってきました。 朝4時西都出発、7時牧ノ戸登山口、着。 大分の二人と合流。 リーダーは81歳のじいちゃん(?)元国体選手、海外の山にも登っている強者。 とても81には見えない若さと健脚。 こんな心強いリーダーはいません。 サブリーダも暇さえあれば山に登っているベテラン。この方も心強い。 中堅は、毎日歩き鍛えている元気者。 私を含め二人が初心者ですが、一方は若いから、元気。 私は、100M先のゴミ集積所(ゴミ出しは私の係り)に

          くじゅう連山、別世界①

          カメムシ大発生、大丈夫?

          今テレビで、全国各地カメムシ大発生のニュースが流れています。 先日宝財原の仲間から「カメムシは出ちょらんや?、うちは大発生で大変じゃ」と連絡がありました。 「そりゃ大変じゃ」と、即山に上がり、自分の園を見回りしました。 しかし全く見つかりません。いれば臭いがするし、虫が実に付いてて、木を揺すれば落ちてくるはずです。 一安心はしたものの、うちだけいないはずもなく、また不安になりました。 次の朝、別の仲間に見てもらうことにしました。「おらんじゃねぇや」 ようやく安心しました

          カメムシ大発生、大丈夫?