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オンライン的傾聴力の必要性

ステイホームになってすごく思うんですけど、オンラインで一方的に喋る人、めっちゃ多くないですか?

「一方的に喋る」というのは、ビデオチャットツールで自分のことばっかりを喋る人のことを指すのではなくて(そういう人もそこそこいますが)、「発信(発言)ばかりする人」のことです。

ブログとか、Twitterとか、facebookとかに、とにかくなんか有益っぽい情報や自分の感情を出すばっかりで、他の人の発信(発言)には全然反応しない人

Zoomの会議などで、自分が喋ることはするけど、他の人にパスをしない人他の人の発言を拾わない人

元々そういうスタンスの人はまぁさて置き、ステイホームで急にそうなってしまった人たちを見ると、「あぁ、きっといまは不安で余裕がないんだろうなぁ」と感じます。

みなさんは自分が発信者だとして、受信者にどういうことをしてもらったら嬉しいでしょう?

僕だったら、イイね的な何らかの反応を示すボタンを押してもらえたら嬉しいですし、発信(発言)した内容の意図を汲んだコメントを返して頂けたらめちゃくちゃ嬉しいです。(もちろん自分の発信内容がきちんとしていることが前提ですが)

それって、オフラインに置き換えるならば、会話を聞く側の人がうなずいたり、相槌を打ったり、質問で会話を広げてくれたり、気付きを意見してくれたり、ということに当たると思うんですよね。

つまり、傾聴力です。

いまの世の中、「オンライン的傾聴力」をきちんと身につけている人が極端に少ないと、僕は感じます。

社会問題化しつつある「オンライン疲れ」というものも、そこに原因の一端があるのではないかなと。

喋る側と聞く側のバランスが取れていないと、まず聞く側が疲弊していくんですよね。それでその人が離脱すると、喋る側にいたちょっとは聞くことができる人が聞く側に回って、またその人が疲弊して去っていく……というような負のスパイラルに陥ります。

それではあまりにも悲しいので、今こそみんなで「オンライン的傾聴力」について学び合うタイミングだと思うのです

何もずっと聞き役になれ、と言っているわけではありません。

聞き役になる時と、喋り手になる時の両面が意識的に出来るようになりましょうという話です。

みんなでそのスイッチをうまく切り替えて、バランスを保っていけたら、オンラインでの交流はもっと快適になって未来が見えてくるんじゃないかなぁと思います。

そんなわけで、僕は意識的に傾聴するようにしています。豊かな未来が生まれることを信じて。

もしめちゃめちゃ満足して頂けるようなことがあれば!