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やんげの自己伝

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人生のエピソード系まとめ。
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#エッセイ

担々麺インスピレーション

担々麺インスピレーション

今日は、短い小話をひとつ。

先日、離れて暮らす妹が実家に帰ってくるということで、父が最寄り駅まで迎えに出て行った。

その瞬間に「あ、今日の夜ごはんは四川の担々麺になりそうだな」とふと思った。四川というのは、自分の地元にある超ローカル中のローカルの四川中華料理店だ。そして、激辛担々麺が名物料理。

父が出て行った数十分後、妹から電話が来た。

「今日、四川でご飯食べない?」と。

自分の読みは当

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朝一バイトの悲劇

朝一バイトの悲劇

高校時代、モスグリーンがトレードマークの某ホームセンターでバイトしていた。

レジ打ちだけのすごく簡単なバイト。シフトはかなり自由で、出勤したい日と時間をシートに記載して提出。追加で入って欲しい日があればマネージャーから直接依頼がくる。高校生には大変ありがたいシステムだった。

平日は学校終わりの3時間、土日は開店時間の9時から18時までの8時間のシフトで勤務していた。

社員さんやパートの方、学

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8月8日、30歳になった。

8月8日、30歳になった。

昨日、8月8日でついに30歳になりました。

30代に早くなりたかったから、30歳になれたことがすごく嬉しい。だけど今の心境を正直に話すと、不安と期待がミックスしてる。

去年念願叶って入社したWEB業界の会社を春に退社して、ずっと目標にしていた東京のSNSマーケティング会社の最終面接まで辿り着いたけど不採用。けれど、東京でのキラキラ生活を諦めきれず、東京に住んでフリーランスの仕事をすることを計画

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愛があれば距離って関係ないの。

愛があれば距離って関係ないの。

自分は2018年〜2022年まで、沖縄県・座間味島に住んでいた。地元である名古屋に帰ることは自分で決断したことだけど、座間味島で出会った先輩や友達が本当に大好きで、みんなに会えなくなるのが堪らなく寂しかった。

今は名古屋に帰ってきてから2年経っている。けれど、みんなとの仲は全然変わっていないし、むしろ仲が深まっているなと感じる。

年に2度ほど座間味島に遊びに行っているからというのもあるけど、一

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なぜか昔から台湾が好きなの

なぜか昔から台湾が好きなの

海外旅行に行ったことがなかった、幼少期。海外にはあまり興味がなかったけど、なぜか台湾には行ってみたかった。

どんな国かもあまり知らないし、どういう人がいるかもよくわからなかったけど、温暖な地域かつ中華な雰囲気に惹かれていた。

そんな感じで台湾へ恋焦がれていたわけだけど、台湾デビューしたのは22歳。友人と旅行で行った。初めて台湾に上陸した時は「前にも来たことある?」と、どこか懐かしい感じがした。

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もし前世が存在するなら、自分は癌で死んでるかもしれない

もし前世が存在するなら、自分は癌で死んでるかもしれない

みんなは前世って信じてる?

こんな質問しておいてなんだけど、自分はあるかもしれないとも思ってるし、ないかもしれないとも思ってる。ハーフアンドハーフって感じ。

科学的には証明できないし、信じるか信じないかはあなた次第ってことなのだろう。

別にスピリチュアルな話をしたいわけではないんだけど、もし前世があるなら自分は癌で死んでるかもしれない。

お母さん曰く、自分は幼少期から超健康思考だったらしい

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“私立高校のキラキラDK”に死ぬほどなりたかった話

“私立高校のキラキラDK”に死ぬほどなりたかった話

時は遡り、中学時代。毎日学校で友達に会えるのが楽しかった、あの頃。放課後は部活に明け暮れることもなく、友達と公園でリプトン飲みながら喋るか、再放送のドラマを観ることしかしていなかった脱力系帰宅部だった。

そんな脱力系帰宅部中学生だった自分にも夢があった。

それは、、、

“私立高校のキラキラDK” になりたい!!!

当時、男らしさに嫌悪感MAXだった自分は学ランが大嫌いだった。なんか “TH

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大好きなおばあちゃんが亡くなった日の話

大好きなおばあちゃんが亡くなった日の話

2021年の夏、沖縄県・座間味島に住んでいた頃の話。

早朝、家族から連絡があった。癌で闘病中だった、おばあちゃんが亡くなった。とても悲しいお知らせだったけど、余命宣告されていたし、いつかその日は来ると覚悟はしていた。大きな衝撃はなくて、すぐに事態を受け止められた。

「お通夜は明日の夜で、それまでに帰ってきてもらえれば大丈夫だから急がないでいいからね」とお母さんから言ってもらった。とは言ってもな

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実家暮らしは恥ずかしくない!住む家があることに感謝するべし!

実家暮らしは恥ずかしくない!住む家があることに感謝するべし!

約4年間住んでいた沖縄・座間味島での生活を通して、様々な価値観が変わった。

その中のひとつが、「住める家があればなんでもいい」

座間味島は住居が少ない。他の離島のように「移住したい」と思ってもすんなりと移住できない。

「座間味島にどうしても住みたいんです」となったらまずは働いて、スタッフ寮に住むしかない。

スタッフは基本ベースが寮や住み込みなので、村営住宅やアパートに住めれば勝ち組、一軒家

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“生きていてよかった!”と思えた出来事

“生きていてよかった!”と思えた出来事

以前Instagramで質問・リクエストを募集したところ、こんな質問をいただいた。

「人生で『生きていてよかった』と思えた出来事は?」

今日はこのテーマを綴っていこうと思う。

自分は2018年8月〜2022年4月まで沖縄県の慶良間諸島にある座間味島に住んでいた。

旅行で遊びに行った時に、座間味島の自然の美しさの虜になり、1年に4回行くほどハマってしまった。そして「住みたい!」と思うようにな

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今の自分にとって〈生きる〉とは?

今の自分にとって〈生きる〉とは?

自分は只今、絶賛失業中。実は、フリーランスになる準備をしている。

コピーライティングやSNS運用、デザイン制作など自分のできる仕事を業務委託で行う予定。幅広い分野で自分の能力を活かしたいと思っている。

そんな自分にとって、”今の自分にとって生きるとは?”

恥を捨てること。

本当は「挑戦し続けること」や「死ぬまでの暇つぶし」とかそれっぽいこと言いたかった(笑)

けれど〈今〉の自分にとっては

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今〈ありのままの自分〉で生きているのは、家族のおかげなんだよね。

今〈ありのままの自分〉で生きているのは、家族のおかげなんだよね。

お母さん曰く、歴代キャラクターの名前を全部言えるくらいウルトラマンが好きだった(らしい)。だけど、おジャ魔女どれみやスーパードールリカちゃんも好きだった。そんな男の子だった。

物心ついた時には、男の子のおもちゃと女の子のおもちゃを両方持っていた。格好良いモノも可愛いモノも両方好きだった。

誕生日プレゼントでおジャ魔女どれみのステッキセットを貰ったり、お土産では超ギラギラのプリンセスセットのアク

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「迷ったらお客さんの喜ぶ方を選べばいいよ」

「迷ったらお客さんの喜ぶ方を選べばいいよ」

これは沖縄県・座間味島で働いてた時に、仕事について学んだお話。

2019年、当時25歳。沖縄県・座間味島の飲食店で働いていた。飲食業ほぼ未経験。前職ではそれなりに仕事は出来る方だと自信を持っていたけど、飲食業では超ダメダメスタッフ。ありえないミスもたくさんした。

自分がなぜ飲食店の仕事が全然出来ないのか考えてみた。

あ、これまでマニュアルのある仕事しかしてこなかったわ。自分むちゃくちゃマニュ

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大嫌いだった地元・名古屋を好きになったワケ

大嫌いだった地元・名古屋を好きになったワケ

自分は生まれも育ちも愛知県名古屋市。両親も名古屋出身で、祖父母の家も名古屋だ。

そう、純・名古屋人である。

そんな自分は名古屋が全然好きではなかった。むしろ嫌いだった。都会だけど中途半端なところや、見栄っ張りで横柄な態度の人が多いところ、下品な方言、そしてなにより、、、

なんにもない!!!なんにも!!!

だから自分でお金を稼ぐようになってからはたくさん旅へ出た。少しでも名古屋を離れるために

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