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希望する仕事を見つける方法

自分が興味を持てる仕事を見つける為にはどうすればよいのか。
または、何となく興味ある仕事があるが、どうすればその仕事に転職できるのか。その為に必要なことは何でしょうか?


興味ある仕事に出会ったらどうする?

ある仕事に興味を持つときのきっかけは何でしょうか。結構、たまたまだったりしますよね。偶然、見聞きした仕事が面白そうに感じる、メディアで取り上げられた仕事に興味を持つ、知人から仕事の話を聞いて面白そうだと感じた、といったようなことは多いと思います。

で、その仕事に興味を持ったらどうしますか?
求人サイトや企業の求人ページに興味ある仕事があれば、すぐに応募することを考えた人は拙速です。

やるべきことは2つあります。

やるべき2つのこと

1つは自己理解です。つまり自分自身が大切にしていることは何か、把握していることです。誰しも大事にしている価値観や感情はありますよね。
人の役に立つ、真理を探究する、目標を達成する、など人それぞれ色々あると思いますが、自分は何が大切なのか理解していることは必須です。なぜなら、その要素がある仕事こそが、働きがいを感じる仕事だからです。

もう1つは仕事の理解です。ふわっと興味を持った仕事の内容を理解しなくてはなりません。その職種が属する事業のビジネスモデル、その中でのその仕事の役割と内容、具体的な作業は何をするのか、必要なスキルは何か、特に最も重要なスキルや性質は何か、把握しなくてはなりません。
当然ですが、それらを知らずして、その仕事を理解することはできません。

その仕事を理解していたら、その仕事の中に自分が求める要素があるか、自分が大切にしている価値観はその仕事にフィットしているか、確認することができます。フィットしていることが確認できれば、やはりその仕事は自分がやりたい仕事であると納得できます。

一方で、フィットしていないとなれば、当初持ったイメージと異なる仕事であったと分かるでしょう。この時点で分かれば、転職後に「失敗した」と後悔することもなければ、面接で恥をかくこともありません。

オープンマインド→興味持ったら掘り下げる

興味ある仕事を見つけるには、オープンマインドでいることは大切です。
そうすると知らなかった仕事の情報が自分のアンテナにひっかかることもあるでしょう。ある仕事にふわっと興味を持つことは、チャンスの兆しかも知れません。

ただし、大切なことは上述したように、ふわっと興味を持ったその仕事について掘り下げて調べて理解することです。面倒ですが、これが興味ある仕事を見つけるコツです。

こう書くとあたり前のことですが、オープンマインドで興味ある仕事の情報を得た後、それを掘り下げて調べることをせずに失敗する人はとても多いのが実態です。上記で述べた2つのことを面倒に思わずに、興味ある仕事情報をキャッチしたら、それを掘り下げて調べてその仕事の理解に取り組むことをお勧めします。

(2024年10月14日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士



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