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ワイドショーは当等、子供の素直さを下回った。



前回書いたこの記事は、今から書くであろう事が絶対起きるであろう、と散々周りに話していた事であり、殆どが当たった。

上記の記事で、マスコミはテロや暴力に負けない民主主義、という当たり前のことすら、今更言う事に驚いた、とも書いた。

自慢する事でもなく、初心者向けの詰将棋より簡単で、名探偵コナンにはくだらなすぎてでない事だろう。

まず言っておくが私は右や左の思想を持たぬ。

さて、亡くなって故安倍総理の行った素晴らしい行いの写真が世に出だした。これは「事実」である。

まさかあれを合成写真だというならともかく。

次に安倍氏と統一教会との関係が、どういう関係かは知らぬが、関係はあっただろうと思う。

ここから辻褄が合わなくなる。

何か、意識的に大事な事を飛ばして、ここぞとばかり視聴率の取れる方向に舵を切ってないか?

さて統一教会を現在、識者が叩いている。
それ自体は私は分からないので、さておく。

事実を整理すると、今までワイドショーでここまで統一教会を叩く事は、合同結婚式があった数十年前以来である。

何故、今?

簡単な理屈で、安倍総理を殺した愚かな愚息の母は、統一教会のせいで破産した。

統一教会との縁があったから、安倍総理は殺されたのだから、この際、統一教会を叩こう。

こんな摩訶不思議なロジックに感じる。

因みに私は浄土真宗西本願寺だが、西と東に分かれた事すら自我が原因かな?と思う程、無宗教である。

もし、である。

テロルが「母が浄土真宗、キリスト教にお布施をしたから殺した」と供述したなら、マスコミはどうしたんだろう?と思う。

さて私の言いたい本題に入る。

まず、破産破産と騒ぎ統一教会に結びつける意図は無理があるのではないだろうか?

破産というのは本来、債権者がお金を返さぬ者に申立て、家屋敷を金銭に変え、回収する制度である。

故に大昔は破産者は村八分だった。

約400条近くにわたる破産法には、自分で破産してはならない、という条文がない。

故に自己破産という、六法全書にもない言葉が流行り出した。

自己破産という言葉は、破産法の正式な条文にはない。

法に詳しい者でない限り、破産は代理人申立弁護士が入り、債権者、及びその数、負債総額、破産に至った理由。

この様な事を申立書に記載し、裁判所に提出する。
1人でやれば確か数万円だったと思う。

さてここで疑問が湧く。

統一教会にお布施をしたので破産しました、と弁護士は書いたのだろうか?
そうだとして破産免責理由になるのか?

私は弁護士でないのでここは分からない。

しかし、統一教会との間に、詐欺によるお布施があったとすれば、弁護士は、詐欺による契約で取り消す手段を何故取らなかったのだろう。

脅迫によりお布施をしたのなら、脅迫による契約はそもそも無効であるので、法的に争えば、統一教会は全額返さなければならぬ。

不当利得による返還請求という手もある。

弁護士からすれば、破産の申立ては事務員に書かせて、裁判所に提出。

債権者に定型文を出して終わり。
これで30万から50万は取る。

そして裁判所は何故、どの様な理由で破産の免責を許したのか?

破産の場合、これを受けた裁判所から債権者に、審尋期日の通知が来て「債権者がこの破産に意義があれば述べよ」という席が設けられる。

私が貸金業者の頃、破産申し立て中の男が、競輪場で豪遊してる姿を写真に撮り、法廷で「破産を取り消せ」と破産法に則り言った。

およそ競輪場に行った事もないであろう裁判官は「誰でも余興はある」と、余興もせず、侵食も忘れ、業を遂行している私に言った。

では、この母親の破産の債権者は、統一教会だったのだろうか?
貸金なのか?

まずこの辺りを詳にし、取材した結果、統一教会が悪い、というのであれば、安倍氏とテロと関係なく、別のアングルから宗教と司法を議論するのが筋である。

こんな事はマスコミなら簡単に取材できる。

私は統一教会を弁護してるのではない。
また、弁護する義理もない。

マスコミは公平に事実を報道する為、総務省から電波を与えられている事を知らねばならない。

何故そうしないか?
視聴率が散れないからだ。

三権分立を監視する第4の権力、マスコミはもう消えたと思う。
また左寄りの新聞に至っては、人道として既に常軌を逸している。

オウム真理教で名を馳せた、ジャーナリストで参議院議員になった男が、先日したり顔でテレビに出ていた。

聞くに耐えぬ暴論を吐いていたので、折角半年ぶりにテレビを見た私は、即座に消した。

陰謀説も出ているが、惑わされてはならぬ、
人は殺しちゃならんのだ。

尋常小学校で修身に力を入れず、高校大学で法や医学、科学を教える為の教育は間違えだ、と唱えた安岡正篤氏のいう通りになった。

修身とは道徳である。
徳のない世界は廃れる。

地上波はこのままでは潰れる、と北野武や松本人志が唱え続け、そうなっていっている。

YANAGIHARAホールディングスでは、小学生に儒教を軸とした。礼儀や挨拶を教える。

しかし答えは教えない。

答えを言える程、私は偉くない。

だからお題と簡単なヒントを教え、それをどう解釈したかを宿題にする。

各子供が持ってくる宿題の答えに、否定はしない。
いろんな解釈が集まるから、社会というのだと思う。

しかしワイドショーはいつからか、利、を通り越し、悪になった。

だから「悪はいけない,理屈じゃねえ!」。
そう言える為に、子供と共に学んでいる。

今のワイドショーに出ている、本当はスポンサーや国から言わされてる者達の思考に、うちの子は真っ向から「それは違う!」。

そう言える子になってほしい。

教養と道徳を解き、説くと、少なくともそうなる。



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