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わたしがキャリアのミスマッチをなくしたい理由

はじめに

この度、株式会社fruor(ミートキャリア)は、1,2億円の資金調達を行いました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000049926.html

ミートキャリアでは「キャリアのミスマッチをなくす」というミッションを掲げています。今回は自分のキャリアのミスマッチだった経験とそれをなくしていきたい理由を書いています。

キャリアのミスマッチとは?

キャリアのミスマッチとは、自分のスキルや経験、特性(性格や興味・関心など)、価値観などが仕事や環境とマッチしていない状態のことですが、なんとなく合わないとか漠然とした不安な状態も含めるため、◯◯な状態であると定義するのは現状難しいです。具体的にはスキル不足で十分なパフォーマンスを発揮できない、興味がない仕事をしている、人間関係が合わないなどがあげられるでしょうか。
キャリアのミスマッチは個人の幸福感や満足度を下げるだけでなく、企業にとっても生産性の低下や離職率の上昇などの問題を引き起こすことがあり多くの人にとって深刻な課題になっています。

キャリアのミスマッチをした経験

私自身、新卒ではユーザー系SIerに総合職で就職をしましたが、この先ここでずっと働くイメージができずに不安を感じていました。ただ、就職氷河期でせっかく入った会社というのと、またあの就活で辛い思いをするのは気が引けて3年ほどもやもやしながら仕事をしていました。

それでも何か行動しないとという焦燥感から、とりあえず転職エージェントに登録して転職活動をはじめました。ただ当時は特に自分の特性などを考えることなもなく転職エージェントから紹介される企業でスキルと条件面があっているところを応募するだけでした。内定がでたところもなんとなく自分と合っていない気はしても、エージェントに条件面など良い部分を強調されると次第に大丈夫だろうと思うようになったのと、転職活動を早く終わらせたいという気持ちもあり内定が出た企業に早々に転職をすることにしました。ただ結局はそこの会社も入ってすぐくらいに合わなそうと思い円高不況と震災で会社の先行きが危うくなったタイミングで転職をしています。

そのときもとりあえず今の会社から脱出するための転職だったので、エージェントに紹介された企業に応募して受かったところにいくという感じでした。そのせいか結局単純に「大きくて有名な会社に入れて給与も良くなれば人生良くなるはず!」 と思うようになり、それならとにかく経験とスキルを身につけようと行動をしました。とりあえずITや英語の資格を片っ端しから取るようになりました。また仕事面でも設計やマネジメントなど就活時にアピールしやすい経験が積めるプロジェクトにアサインしてもらうようにしました。

その後運良く自分の希望通りの大きくて有名な会社に転職ができました。当初は希望の会社に入れたこともありモチベーションも高く、仕事に関して評価もそれなりにしてもらっていたのですが、いつからか大企業の裁量の狭さや窮屈感みたいなのを感じるようになりました。

結局、その会社は辞め、従業員が20名程度のスタートアップに身を投じることにしました。この時点で結婚もして子供も生まれる予定であったので不安もあったのですがそれ以上に期待感が大きかったと思います。

大企業からスタートアップへ転職をするという選択は、自分には合っていて結果としては良かったと思っています。ただもっと若いときに自分の特性や転職の軸を明確にできていれば、何回も転職したり安易に資格の取得に走るような回り道をせずに済んだのではないかと思っています。

わたしがキャリアのミスマッチをなくしたい理由

人にはそれぞれ適性や強みがあり輝ける場所が必ずあると思っています。
そして、そのいるべき場所にたどり着くには戦略と行動が不可欠です。
不幸にも現在キャリアのミスマッチで悩んだり苦しんでいる人も、なんとなくもやもやした日々を過ごしている人も、しっかりと戦略を立てて行動ができれば、自分に合った場所に近道で行くことができるはずです。
その人が自分に合った場所を見つけ、そしてキャリアのミスマッチをなくしていくことは個人の幸福感を高めることができるでしょう。またそれは個人だけではなく組織や社会全体にとってより良い未来へつながると信じています。



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