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鴨川。。。

 「鴨川、夕暮れと僕」という曲を書いたくらいに特別な場所、鴨川。
 みんなにとっては馴染みの無いだろう京都の河川。春先や秋へ向かう夏頃、鴨川河川敷では等間隔にカップルが座るってのは京都では有名な話。
 まぁカップルも多いけど、実のところ海外の人や大学生サークルの居酒屋閉店後の飲み場となってる。

 そして鴨川は僕にとってはなにかがあった時に、「そういえば傍には鴨川が流れていたな。」って感じのもの。ずっと主役にはなれないもの、なのに大好きなもの、って感じ。
 例えば、将来のことが見えなさすぎて悲しくなって友達と缶のハイボールを飲んでいたのが鴨川。酔っ払ってそのまま寝そべっていたらバイオリンの音が聞こえてきて演奏がoasisで、また一つ悲しくなってちょっとだけ涙が溢れるようなところ。
 アナザースカイにするには大袈裟だけど、そばに寄り添ってくれていたこと忘れないようなもの。

 嗚呼、あの時悩んでたことも今となっては何とも思ってないのはかなり悲しいな。いい思い出にしたくないことが多すぎる。代わりに余計な邪念ばかり膨らんでどうしていいかわからないまま突っ立ってるだけになってるし。

 何をしていても気を紛らわさそうとしても付き纏って仕方ない呪いみたいなものになりつつある"アレ"はきっと一生僕を離してくれない。気づけばそんなものになっていた。そんなこんなもずっと鴨川はそばで見てくれているような気がしてる。今も。

今日もここまでお付き合いありがとう!!

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