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究極のスタアの星

NHKの番組、 今 聴きたい 郷ひろみ「究極のベストソング」を見た。

過去映像を振り返りながら、インタビューを交え、歴代のヒット曲を歌う。

インタビューの声はちょっと枯れていて、そうか、もう60代…という思いもよぎったりしたけれど、歌い出すと変わらぬハリと艶のある声。さすが、HIROMI GO !であった。 


郷ひろみさんのホロスコープ。
(出生時刻はネットの情報から)

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地平線から上にしか天体がない。間違いなく世にでる人。そして11ハウスのステリウム。知性、わくわく、人生の目的、夢で満ち満ちている。

ホロスコープを確認する前、前だけを見ている感じが「獅子座っぽいな」と思っていたら、やはり獅子座に、木星・天王星・冥王星と、濃ゆいのがありました。

過去に数回、ご本人を取材させていただいたことがある。取材の現場でも常にスタアであり、取材する側を一瞬にして、“浮き足立つファン”にしてしまう郷さん。取材が終わるとしっかり目を見て握手してくださるのだが、「今日は手を洗わないっ!」と言いたくなるような、夢のような香りを手のひらに残して、ふわりと去っていくのである。

360度スタア、郷ひろみ。


僕は24時間365日、「郷ひろみ」であり続けるためには何をしなければいけないのかを考えながら生きています。


いまから10年くらい前の取材だったけど、60歳が正念場だと語っていた記憶がある。

そう、60歳といえば、西洋占星術では2度目のサターン・リターンが終わる頃。

郷さんは、人気者という夢のような存在(12ハウス)を、迷いながらもじっくりあきらめずに貪欲に追究してきた。スタアになりたいし、スタアでいるのがしっくりくるけど、こんなスタアでいいのか、こんなスタアではダメだろう、もっとスタアにならなければ…と自問自答して追い込むややこしい感情。しかもその土星は、獅子座の冥王星&木星とスクエア。これまでのスタアとは違う存在になろうと、海外に出て、暮らし、レッスンを受け、トレーニングを重ね、自分自身が腑に落ちるスタアになろうと、理想高く努力してきた。


先の番組の対談部分で、作詞家の阿木燿子さんが郷さんに、かわいらしく積年の不満をぶつけていた。

1979年頃から、音楽賞やランキング番組への参加を拒否したことについて、
「自分の歌は自分のものだって、思ってるのかな?と思った」と。

当時の音楽業界は、ヒット曲を作るために本当にたくさんの人が関わり、いかにヒットさせるかを画策し盛り上げていたはず。そろいのハッピを着て声をあげていた熱烈なファンはもちろん、たくさんのレコードを刷り、運び、売っていた人たちなど、今では考えられないほどのひとたちが関わって、スタア・郷ひろみの華やかな背景や舞台を作ってきたはずだ。

そんな大きな大きなスタアを取り囲む循環からあえて逸脱したのだから、ものすごい勇気と行動力の持ち主であり、革命家なのである。

ストレートな阿木さんの指摘を、「若気の至り」とあっさり認めた郷さん。でもって、「勘弁していただきたい」の一言でサッと終わりに(笑)。

そんなところが永遠のスタアの秘訣なんだろうな。だってスタアには暗い顔なんかしてほしくないし、細かい事情とか言ってほしくないもの。

若気の至りの時を過ぎ、「歌は僕だけののもじゃなくて、僕のことを支えてくれているみんなのもの」と捉えるようになったようで…思想が大きく変容したんですね。

11ハウスは、仲間やネットワークの部屋と言われている。郷さんの11ハウスは、きっと「スタア・郷ひろみ」のプロジェクトルーム。郷ひろみの中の人、原武裕美さんは、このプロジェクトをやり続けるため、郷ひろみを支援してくれる人たちとつながって、いまもなお、プロジェクトのど真ん中で、スタア郷ひろみを輝かせている。

そういえば郷さんって、かなりの大御所なのに、現役感満載で若いダンスグループとコラボして歌い踊っている姿をよく見る。紅白歌合戦でも前半に出てくることが多いのは、キラキラ感や勢いを期待され、断らずに引き受けている証拠だ。

自分とみんなのキラキラした時間のために、
究極のスタアを追い続けている。


<太陽のサビアンシンボル>


天秤座24度  
A third wing on the left side of a butterfly.
「蝶の左側にある3番目の羽」

24度は、やり過ぎの限界突破ゾーン。
バランスを取ろうと限界を超えて必死になっていたが、ふと力が抜けたことでなぜかバランスが取れて、新しいパワーやセンスが湧いてきたような。誰もが見たことがないものを作り出す。
霊性、右脳的直感がするどいひと。
時代の風をつかんで美しく舞う。
舞いながら周囲を魅了して幸せにする。

そういえば、ジャケットプレイでいつも舞っていますね。










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