『かっこいい父親 & 最強の兄弟』500字で書いてみた#読書感想文〜「重力ピエロ」

#読書の秋2022 に誘われて
わたし が 手にした1冊 は

伊坂幸太郎「重力ピエロ」。

今さら？なぜ いま？と思われる方も
多くいらっしゃるでしょうが。

"なんとなく 題名を聞いたことがある"という理由 だけで 選んだ本だった が、ページをめくる手を止められず 一気に 読み終えてしまった！

✴︎  ✴︎  ✴︎  ✴︎  ✴︎

「春が二階から落ちてきた。」

この 不思議な一文 から 物語は始まる。

出生の秘密を抱えた 異父兄弟 と
ガンを患った 父 が
連続放火事件 の 謎解き をしながらも

家族とは なにか ?

が 訴えかけられてくるのだ。

弟： 「僕とお兄ちゃんは最強なんだ」

父： 「俺たちは最強の家族だ」

そう。 言葉 ではなく 行動 で、

なにが "最強" か を見せてくれる家族。

✴︎  ✴︎  ✴︎  ✴︎  ✴︎

わたしには 子ども がいる。
なので
"父親" に 感情移入 する場面が多くあったが、

かなわない。
この父親、かっこ良すぎる..

ネタバレになるので 多くは語れないが

『悪いことだけど良いこと』

を 案じ、信じきる 父親 なのだ。

重力ピエロ (新潮文庫)

たとえ、それが、嘘とわかっていても..