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よひとやむみな 鳥居は要らない

近頃、世の中が一段と荒れているように思う。
世界情勢も経済も国内の政治も、何を見ても不安になることばかりだ。
毎日追加される、信じられないようなニュース。
なぜこれが広まらないのか、理解し難い現状。
SNSを見てはため息が出るような日々。

しかし、「日月神示」や「よひとやむみな」に書かれているように、
この全てが大峠に向かう道ならば、今起きている悪く見えることにも
何らかの意味があるのではないかと考えるようになった。

まだまだ怒りも湧くし、我の強い人間のままだが、
SNSに反応し、イライラしたり、
絶望的な気持ちになることからやめたいので、
自分なりに考えてみることにする。

全く検討はずれかもしれないが、
少しでも怒りや不安が鎮まり、ゴモクが減ればという思いから
思うことを書いてみることにする。

よひとやむみなを読み、まず気になっているのが、
鳥居やしめ縄はいらないという話。

下つ巻 鳥居

鳥居は要らぬ。
鳥居とは水のことぞ。
日本は海に囲まれておる。
それが鳥居ぞ。
海という鳥居で護られておるから、神々は自由に動けるのじゃ。
今ある多くの鳥居は、神をその地に封じ込めておる。
動きにくいぞ。
分かってくれよ。

「よひとやむみな」穂乃子 ナチュラルスピリット

本当の鳥居は海で、
今ある鳥居やしめ縄は逆に神を閉じ込めてしまっているという。
だとすると、鳥居をなくさなければならないのではないか。
しめ縄を外さなければならないのではないか。

しかし、そういった動きはない。

そこでふと思いついたこと。

最近の不法移民の問題。
奈良の鹿が被害に遭ったり、危険な工事や運転がされていたり、
生活保護や医療費の受給など、一部の外国人にまつわる問題が絶えない。

以前は何とか日本の制度を変えて、問題を解決できないかと考えていたが、
毎日のようにSNSで怒りを拡散する人々の様子を見ていると、
敵対し合っても問題は解決できないし、揉めるばかりで悪化していく気さえする。
心もどんどん荒み、すり減り、絶望していくようにも思う。

この問題さえも何かの意味があって存在している事象ならば、
きっと何かいいことにつながっていくに違いないと
発想を変えてみることにした。

荒らされ放題の観光地。
神社仏閣も例外ではない。
不法移民が神社を荒らし、その結果、鳥居やしめ縄が壊され、
神様を締め付けているものがなくなるのではないか。

実際どうかは知る由もないが、
こう考えると少しだけ心が落ち着いた。

ただ酷いだけに見える行動も、
もしかしたらこの先の大峠のために必要なことなのかもしれない。


鳥居やしめ縄は、何となく窮屈そうにも見える。
もし私が、素晴らしい神様を祀る場所を作るならば、
もっとみんなに開けた形状が良いな、と漠然と思ったことがある。

内に内に閉じ込めないで、
みんなをパァーッと照らすような
そんな様子がいいと。

今のこの世の中、身魂を磨くことより他にやることはないように思う。
自分にできることは何があるだろうか。

何らかの形で、神様が自由になれる世界になることを願う。

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