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愛でたい、江國香織


今さらながら、江國香織にハマっている。
先週は『旅ドロップ』、今は『都の子』を読み中。

実は私、高校生、大学生のときは江國香織はあんまり好きじゃなかった。
『号泣する準備はできていた』は読んで、まぁ面白いなぁーって思った。
で、他のを読むと、なんというか、文章や書かれているアイテム、人物の行動が、なんともお洒落すぎちゃって。
ダサくてお金もなくてファッションもよくわからんかった私は、「な~にを気取ってんのさ」と、そこからなんとなく江國香織の本を手に取らなくなった。
ま、妬みやんね。笑

けれど、また読んでみたいと思った。
きっかけは2つ。
尊敬している方が江國香織さんの本が好きだということ。
もうひとつは、『流しのしたの骨』の主人公が私に似てるって、本好きの友達が言っていたこと。

えっとね、友達さん、『流しのしたの骨』の主人公と私は特に似てなかったよ!!笑


ま、それはいいとして、エッセイよ。エッセイ。
江國香織さんの本、面白い。

とても素直に頭に染み込んでくる。
江國さんが、エッセイの中で「私は触覚がとくに優れてる」って言うけど、たぶん五感全部すごいよ。

あと、昔の私の間違いに気がついた。

江國香織は気取ってるわけでもなんでもなくて、どんなものでも淡々と愛でているんだよね。

まだ多くは語れないけど、もう少し江國香織を読んでいこうと思います。

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