職場でのコミュニケーションの問題
こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。為になったと思ったら、いいね、フォローして頂けると励みになります。今回は職場でのコミュニケーションの問題について書いていきたいと思います。
1.日本の国民的課題な課題な気がします
私はいろいろと本を読むのが好きです。いわゆるビジネス書や自己啓発といわれる本もよく読みます。全世代、すべての方が感じている問題な気がします。部下とうまく話せない、上司とうまく話せない、同僚とうまく話せない、子供とうまく会話ができない、親とうまく会話ができない、恋人とわかりあえない。性別、年齢問わず、なぜコミュニケーションで問題を抱えているのでしょうか。
2.伝わらないことにストレスを感じる
職場だと指示がうまく伝わらない。上司の指示がうまく理解できない。だから仕事がうまくいかない。というケースが多い気がします。わかってもらえない相手といくらしゃべっても無駄なんじゃないかなと感じることも多々あります。どうやったら私の言っている意味が理解してもらえるのだろうと考えすぎて、もうしんどいとなる。
3.プロの臨床心理士でも陥る
私が20年以上お世話になっている臨床心理士の方がいます。彼女臨床心理士向けの講義、公園なども行うプロに教えるプロです。現場では入院し続けないといけないレベルの統合失調症の患者を、地域で生活できるようにするようにしたり、親が疲弊してしまって、一緒に暮らせないレベルの未成年の発達障害や精神障害のケアをしています。そんなベテラン臨床心理士でもあまりに話が通じなくて激怒して、怒声がカウンセリングルームの外まで聞こえてきたときは、何をやったらそんなことになるんだと驚いたことがあります。
4.成功体験をベースに行動してしまう
私自身もそうなんですが、つい成功体験に基づいて話してしまいがちです。前にASDの方とはこうやったら仕事をうまくしてもらうことができた、ADHDの方とはこうやってうまくいった。若い車いすの青年は挨拶できて遅刻もしなくなった。同じことをやってうまくいかないと、つい相手のせいにしてしまいます。
5.なぜ失敗しているのかを考える
アウトプットが大事なのかなと最近は考えています。なぜうまくいかないのだろうか。どうしたらうまくいくのだろうか。原因はなにだろう。相手の話は聞けているのだろうか。相手のことを理解できているだろうか。前回の仕事ができるASDの方がしていることでも書きましたが、まず相手の話を傾聴するというのが一つの解決策だと思っています。
結論
コミュニケーションの問題は自分の話をどうやったら理解してもらえるのかではなく、相手のことも理解することから始まる。相手のことを理解する第一歩は自分がうまくしゃべることではなく、相手の話を傾聴することから始まる。理解してもらえる相手と会話することが、ストレス解決策にもなる。
この本は本当におススメです。
本よむのが苦手な方はこちらの動画をどうぞ。
とはいえ
私もうまくいっているかというと全然うまくいってなくて、どうやったら人の話をうまく聞けるようになるのだろうと日々考えています。まず、なぜうまくいっていないのかも大事だなと思って、アウトプットを別でおこなってます。