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「Night Hike」初参戦の感想、最後に批判に関して少し私見

*ご注意

 当記事は元々単なる日記としてつけていたものだったので、説明不足な部分が散見されるかも知れません。リアルな感想日記ということを肯定的に受け取っていただければ幸いです。


感想


 元々友人と柊キライDJを観に行く予定だったのが、移動する時にいよわDJを観れなさそうだからという理由でHarlemの列に並んだ。

 しかし、一時間程度並んでいたところにスタッフがやってきて「Harlemはいっぱいだから他二つのクラブに行ってください」という旨のことを言われ、やむなく解散し、友人はo-eastへ、私はr-906DJ目当てでclub asiaに行った。

 club asia待ちの列、駐車場で右ポケットに入れていたスマホを取り出した時、チケット引換の時にもらったお土産的なものを落としてしまったらしく、後ろの眼鏡で背の高い男性から「落としましたよ」と言ってもらった。

 そのまま私は「列長いですね」的な話を振り、会場にも一緒に入った。聞くと、徳島から遠征してきた社会人の方らしい。昨日はMOGURAで遊んだとも言っていた。

 最終的にr-906DJ終了後に彼と別れ、別れ際に別の会場に行く旨を伝えたら親指を立ててくれた。ナイスガイだった。この人と話せただけでも参加して良かったと思うほど清々しい気分になった。
 
 エイハブDJはr-906DJまで観ているだけのつもりだったが、ヒップホップが多めで新鮮に楽しめた。

 LIP SLYME 『熱帯夜』や塊魂サントラ『月と王子』など新たなヒップホップを知れた。『ウェカピポ』も流れてて、アガった。

 私の目当てだったr-906DJはやはり最高だった。
 
 まず、「今日は入場規制とかあったらしいんで最初はゆっくりやります。それが終わったらかまします」という発言が最高過ぎた。

 一番盛り上がったのはローテンポにアレンジされた『まにまに』が徐々にBPMが上がって「VOCALOID Collection 2022 ハイッ!」の「ハイッ!」をみんなでやれた瞬間だったと思う。曲としては『あなたしか見えないの』のトラックに『三日月ステップ』がだんだん混ざってくるマッシュアップが最も好きだった。あまりに良すぎてめちゃ叫んだ。

 後でX(Twitter)を見たらその場で混ぜていたというのだから驚きである。前回の超ボカニコの時もそうだったが、フリースタイルさがr-906DJの魅力の大きな部分だと思う。

 r-906DJは全体的にDJとして自然な流れで曲を繋いで、重低音でクラブを盛り上げだという意味で最高だった。
 
 その後、o-eastに移動。中2階から煮ルさんのライブを観て、あまりにも盛り上がっていたので下に降りて参加した。

 当初は少し聞いて2nd floorのTOOBOEトークショーに行く予定だった。結果的に参加したのは正解だった。『トラフィック・ジャム』の「Deuce Deuce Deuce!」をやれたのはとても楽しかったし、『春嵐』Remixも嬉しく、シークレットゲストいよわさんの参加も最高に嬉しかった。最後のいよわピアノinのトリ、『紗痲』は素晴らしかった。

 その後のかいりきベアステージは最初TOOBOEまでのつなぎ程度で観ていたが、まず本人が乾杯と言い出してステージで酒を飲んだパフォーマンスに惹かれた。

 知っている曲が多く、コールが入ってる曲も多かったのでコールで盛り上がれた。

 中でも『ベノム』の「めっ!」をポーズ付きでみんなで何度もやるのは楽しかった。何度もというのは、「めっ!」の部分だけベアさんたちが繰り返し演奏し、会場の色んなところでレスポンスを求めたからである。さすがだなと思った。

 あと、泥酔してギターを振り回した結果、マイクに当たってたのが可愛かった。

 そして、もう一つの目当てであるTOOBOEの待望のライブ。最初いきなり『春嵐』をかまされて相当アガった。その時にリハに入っていなかったjohnさんのマイクが若干小さかったのを歌唱中に修正していたPAさんもさすがだった。

 私は会場の右側にいたのだが、そこはちょうど刺青バリバリだけど超フレンドリーなお兄さん(飯田"MESHICO"直人氏)のところで、ずっとその素敵な笑顔を見ることができた。

 その後『爆弾』の「爆弾級の何かを僕だけに頂戴」を熱唱。だって、johnさんの煽りが上手なんだもん! 会場の一体感は物凄く、最高の体験ができた。

 さらにライブは続き、『錠剤』で叫び、『ヒガン』も披露されてそこでも熱唱。だって、「全部出し切って『楽しかったね』って帰ろうぜ」って言われたんだもん!

 そして、大トリは『心臓』。ちなみに一曲巻いたので本来のトリは別の曲だったらしいことがjohnさんのポスト(ツイート)から伺える。

 とはいえ、『心臓』は超人気曲。当然最後の最後、煽られに煽られてだったのでサビを熱唱し、声も出ない立っているのもしんどい廃人のようになって会場を出て、友人と合流し家に帰った。やはりTOOBOEは最高のバンドだった。

 私のNight Hike初参戦は最高に溢れたものとなった。

 ここまでが感想である。しかし、このイベントの感想を付けるのであれば、やはり運営の問題に対しては触れなくてはいけないだろうと思うので、ここからは私見である。

 運営はかなり杜撰で、それには相当うんざりさせられた。真夏の路上で一時間立たされて、結局解散させられたのだ。それは間違いなく運営側の過失だし、そこを責められるのは当然である。

 なので、運営が返金対応を発表したのは当然のことだと思うし、批判もまた当然のことだと思う。

 しかし、私の観たパフォーマーは全員素晴らしいパフォーマンスをしていたし、観客はとても盛り上がっていた。そして、その場を作ったのも運営である。なので、このイベント自体を指して「失敗」と言うのは間違いだと思う。

 なにより、たくさんのアーティストが汗を流して作り上げたイベントを「失敗」と括るのはアーティストに対して失礼だと思う。

 浅い私見だが、これが私のこのイベントに対する考えである。


読んでいただいてありがとうございました。

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