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さようなら、また来る時まで

今日は旦那に子を任せて一人の時間を過ごした。
いつもの美容室でカットとカラーをして貰い、お昼はカオマンガイを食べた。

それから古着屋さんでズボンを買ったり(買ったのは多分新品)雑貨屋さんでお皿を買ったりして、ずっと行きたかった喫茶室に行った。
住んでいた頃も行かずじまいで、結局東京から出る段になって初めて行ったのだけどとても素敵なお店なのでもっと早く行けば良かった。
ここはお喋りが基本禁止で、店内や各席に沢山本がある。キャラメルヴァニラのアイスティーとチョコブラウニーを頼んで、美容室の待ち時間に読み始めた「コンビニ人間」を読み終えた。それから机の引き出しを開けるとぎっしりと詰まっている落書きノート(座った人が自由に書いていいノート)に私も一言書き残してきた。読む人が居るかは分からないけれど。

住んだのは2年程で、今の家に引っ越してからも美容室に行くのに時折訪れてはいた程度だけど、もうこんな風にちょっとバスに乗って、という気軽さでは来られないのだなぁと思うと少し寂しくなった。 既に住んではいないので余所者ではあるけど、もっともっと余所者になるのだなぁ、と。全然知り尽くしている訳でも何でもないのだけど。

東京にまた住む事になるかどうかもまだ分からないし、次はいつ訪れるか分からないけど、また行けたらいいなぁ。

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