人が成長する教育は明るい未来をつくる

こんにちは、山崎文栄堂の伊藤平です。
今回は「教育」についてテーマに、今感じていることを書かせていただきます。

正解が一つの教育

今までの人生で幼稚園、小学校、中学校、高校、大学などで「教育」を受けてきましたが、正解を教わることが多かったように感じています。
人それぞれ学びに対しての意識の違いはあると思いますが、個人的には勉強の目的が「テストや受験のためのもの」「良い成績を取るために答えを覚えるためにするもの」になっていました。
学校で学んでいたときには気づかなかったのですが、徐々に「間違えないように行動しよう」という意識が増えてきて、正解や確実性が無いと動けなくなっていきました。答えが存在しないようなものも、ネット検索などして正解に近いものを探し、誰かが答えを教えてくれるのを待って動くようになっていったように感じます。

社会人になってからの教育　教育の目的とは？

私が10年前に新卒で入社した山崎文栄堂も何年も前から社員教育に力を入れていました。入社当初の教育を思い返すと「会社の売上を上げること」を目的とした教育だったように感じます。当時のことを考えると、効率化のために決まったことを決まったように出来るようにするのは大切でした。組織として決まったことを実施していく力はとても大事です。
しかし、それだけではなく一人一人が自分で考えて行動することも求められるようになってきました。

幸いなことに現在は教育に対する考え方が変わり、教育で人も会社も社会も変わっていくことを信じています。今、私が思う教育の目的は「人に喜ばれるため、自分で考えて行動できる人」を育成することだと感じています。

私自身も行動するときに、失敗しないように、間違わないように、答えや人の意見を大切にしてきていましたが、それは本当に喜ばれることに繋がっていないことに気付きました。喜ばれるための正解は一つではなく、自分で考えて工夫できることが必要だと思います。

教育に対する考え方の変化のきっかけ

教育に対しての考え方が変わったきっかけの一つは「真実を学んだこと」だと思っています。学校でもテレビでも教わってこなかった、世界や日本で起こっていることの本当のことを知った時に、世界の見え方が変化しました。

そして、今の社会や自分があるのは教育の影響がすごく大きくて、未来どんな社会になっていくかも、教育の影響が大きいことに気付きました。どのような情報に触れるのか、どんな環境で育つのかとても大事だったなと感じます。

教育で大切にしていること

①真実を知り、情報を惜しみなく共有する
私自身もワールドユーアカデミーで専門家の方々の情報を教えて頂くことで、世界の見え方が大きく変わり、知ることがスタートだと感じました。
そして知って終わりではなく、学びになったことは共有して、みんなで行動を変えていくが大切だと感じています。
研修で学んだことがあればシェアする、先輩に教えていただいたことがあればシェアする。自分だけで持たないで共有していくことが、結果として会社や社会への影響を与えていくはずです。

②一緒に体験する　会社を越えて学び合う
人から聞いたり、本を読んだり、動画を見たりと学び方は様々ありますが、
人と集まって同じ体験をすることによる学びの大きさも感じています。山崎文栄堂が参画する中小企業団体のヒーローズクラブでは、人と人が集まり同じ場で学ぶ機会がたくさんあります。リアルな場所だからこそ、伝わることはとても多いです。
そして中小企業1社1社が学び、行動していくことによる社会的なインパクトはとても大きいと感じています。会社を越えて一緒に体験する機会を増やしていけるよう、日々の関係性づくりを行っていきます。

③組織関係なく、目の前の人との対話を大切に
今まで、人を育てるときに「自分の部下を育てる」という制限を自分に掛けていました。しかし今は組織も会社も超えて教育することが必要だと感じます。また教育というと「何かを教える」というイメージがありましたが、対話の中での気づきによって行動が変わることも教育だと感じています。「目の前の人の役に立ちたい」という思いで対話することを大切にしていきます。

まとめ

学校時代の教育から思い返して自分が受けた影響を書きましたが、
それでも育てようと思って、たくさんのことを教えてくださった先生方には感謝しています。そして自分のため、会社のためといった枠組みの教育ではなく、社会のため、未来のために、一生懸命に学び、知ったことを伝えていくことが大事だと思います。

一人一人が喜ばれる人になっていくことが、明るい未来をつくると信じ、伝えること、対話することを大切にしていきます！

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