小さな問題意識の積み上げが大事な件
みなさんこんにちは。
駆け出し通訳者の山戸です。
今日は語学学習における「意識」の重要性について語っていこうと思います。
語学の学習法はたくさんありますが、どこに意識を置いてやるかによって効果は変わってきます。
音読をやってもそれぞれ効果は違ってきます。それは意識を置いている場所が違うからです。
語学は自分の弱点を意識し、正しく学習法を選び、その学習法を課題を克服を意識しながら学習してやっと効果が最大化します。
今日は随筆調です。
気の向くままに書いてみようと思います。
たとえば
単語を覚えるときのに一度発音してみること、実際使っていようという意識
単語を覚えるとき、「次回この単語をこの文脈で使ってやる」という意識があれば、効率は100倍、すいません言いすぎました。
でも単語の定着率は2倍くらいになると思います。
音読の際の発音・語調の自分なりの課題への意識
音読はさまざまな効果があります。
たとえばコロケーションに重点を置いたのなら、その部分が伸びます。
語調を音源と照らし合わせ改善しようと思うなら、その点が改善されます。
当然、本人の努力次第ですが。
音読だけでもこの差あるわけです。
だから意識が大事です。どこを改善するか、その答えがないままがむしゃらにやっても効果はなくはありませんが、薄いです。
語学は最短距離で最大限の効果を得る
この心構えが重要です。
何かを達成したいとき目標を立てますよね?
語学も同じです、ゴールを定めそこから逆算して計画を立てる。
この当たり前のことができていないひとが意外に多いです。
誰もが通訳者レベルになる必要はありません。
最短距離を目指す、そのことを心掛けてください。
中国語で作文するときの文法・コロケーションへの意識
語学能力を伸ばすために作文をすることもあると思います。
ただルーティンとしてやっていても能力は伸びますが、伸ばそうとする意識があればあるほど成長は加速します。
あなたは語学で稼ぐのか?
それとも一つのスキルとして持っておくのか?
そのあたりをしっかりさだめなければなりません。
学習法が変わってくるからです。
今あなたがやっている学習法はもしかしたらやらなくてもいい学習法かもしれません。
私は日本で一番の中国語通訳者を目指しています。
だからがむしゃらに勉強しています。
ですが、たまに目標を見失うことがあります。
なぜ?
それはゴールが見えていない時があるからです。
この言葉は本当に読んでいただいたみなさんに覚えていただきたい言葉です。
「目標を定める能力は能力」
能力とは何か?
鍛えられるもの、後天的なもの。この能力が劣っている者はただの怠惰。
こういうもの。
偉そうなことをいう私も、たまに怠惰に陥る、油断をすれば簡単にこの易き道に流れる、そんな道。だれでもその点に意識のない時には知らないうちにはまって仕舞う沼。
これが怠惰の逆なる強さ。
手ごわいです。
だから常に意識していなければならない、常に問わなければならない。
今の学習態度は本気かと。最短距離かと。
問題意識の有無、その強度。
それは今の自分を反映します。
外国語の本を読むときの文構造の意識
これがなければ多読の意味はありません。
と、わたしは思っていますが、正直自身の問題意識を持っていれば問題ありません。
意味づけ。
これが大事。
自分なりでも結構。その学習方法に明確な意思はあるか、意志は効率を凌駕する。
オリジナルの学習方法はあるか?
ないなら自分と相談して、自分が納得できる学習方法を編み出すべき。
守離破、そんなことこのnoteの読者には前提条件として知っておいてほしい。
あえて説明すれば、最初は先達の意見を聞く。くるっているほどに順守する。そのあとアレンジを加えてみる。恐れながら。
そしてその方法がうまくいったら思い切って師から離れる。
このフローのことを言います。
このフローが自分の得意とする分野でできているか。
訊ねよ。深く。
できていないなら、自分にこの質問をしてください
「それは何のためにやるのか、そしてそれは最短距離化か」
答えられたなら、とりあえず学習をしながら自分を信じさせる努力をしてください。
これは自分との対話。
見栄とか不要。
本当に信じられたならその道を歩み続けるべき。すでに自分の学習方法を見つけた証だから。
多読、効果あります。
覚えたと単語、生きた文脈で復習できます。
文法構造、分析できます。
多読をしている中で自分が処理できない文章にきっと出会います。
その時の理解する努力、たまには努力の末あきらめた経験、すべて自分の経験値になります。
語学は何とか一日に+をつくる作業。
作業、本当に作業、泥臭くマイナスでない日をつくる毎日。
1年後、もしかしたら3年後、普通にやったらそういう日々を送る毎日。
語学にあなたは恋したんでしょう?
そんなあなたはわたっしと同類です。
破滅の道を歩みつつかすかな光を目指していきましょう。
スキルの一つのあなた、極めるとかそんな色気を出さず、最短を歩んでください。
まとめ
あなたの目的とする最終の到達点がどこであったてって構いません。
ですが最短距離を進む、効率を追い求める
この姿勢を追い求めてください。
私も今上に上がっている途中です。
わたしも盲目的に、目の前の自分で定めたノルマを達成するために時間を使うことがあります。
これは明らかに回り道の兆候。甘え、現状に甘んじる匂いがプンプンします。
わたしがこのように話す理由、それは私が経験者だからです。
もし甘んじる考え方があるなら、この文章は書いた価値があります。
それは悪い兆候。
自分を見つめなおさなければなりません。
あくまで私個人の意見、ですが聞いてほしい。
一つの道を究めた7年目のひとがはなす話として。
以上
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