都会暮らしと地方暮らしの具体的な違いについて


大阪・名古屋という都会で7年間サラリーマンとして生活したあと、長野に移住して2021年で8年目になります。
この記事をきっかけに、都会も地方も両方で生活してみて感じたことを個人的にまとめてみたいと思う。


都会でのサラリーマン生活


従業員500人弱の規模の企業に勤務。

朝は8時半くらいに出社して、「今日は22時には帰りたい!」なんて目標を持ってたくらいだったから帰宅は22時以降の遅い時間だった。

給料は20代後半の時に手取りで25万円くらいだったかなぁ。

家賃7万円くらいの賃貸マンションで暮らして、食事はほとんど外食。

お酒は全然飲まなかったけど、好きな洋服や登山グッズを買って、年に何度か旅行に行って、貯金は全然無かったな。

就業時間中は仕事のことを考えていたけれど、会社から出れば仕事のことは全然考えずに済んで、メリハリのある生活ではあったかな。


地方での自営業生活


朝は5時半に起きて活動を始める。

店に行って焙煎作業から店舗営業までをやって、19時に帰宅。

子供と一緒に22時とかには寝てしまっている。

手取りの給料はサラリーマン時代の同期よりもきっと少ないけど、
住んでる家は片手で全然収まるくらいの家賃だし、外食もほとんどしない。

買い物は節約するところはして、長くずっと使えそうな物は吟味して買うようになった。

仕事のついでだったり、完全にオフの場合もあるけれど、年に1回は家族で旅行している。

ただ、店にいる時も、家にいる時も、仕事や暮らしについて何かしらずっと考え事はしている。

ずーっとオンと言われればそうだけど、仕事と暮らしに境目が無いのはけっこう自由です。


都会と地方との違いについて


都会と地方ではやっぱり家賃などの固定費が全然違う。

店を構えている場所は善光寺から歩いて10分くらいの場所なので、まぁまぁ街感はある。ここから車で20分も走れば日本の原風景的な田舎に行けるのだけれど、そんな場所だと家賃もさらに安い。

月々必ず発生する固定費が安いと、それだけ収入を得る必要が無くなってくる。

無理して収入を得る必要が無ければ、やるべきことを絞ってその質を向上させることができる。

そして空いた時間で支出を減らすための努力もできる。


支出を減らすことは収入を得ることと同じ価値があるはずなのに、収入を得ること=仕事だと考えてる人が多いように思う。

収入はどれだけ得ても満たされることは無いような気がするし、収入を得る仕事は周囲の経済状況にとても左右されてしまう。

逆に支出を減らす努力(僕の場合食費を減らすために野菜を作ったり、光熱費を減らすために家の断熱を自分でしたり、器や身に付けるものなどを自分で修理したり)はそのまま生きる力となって自分の中に蓄積されていく。

そして生きる力は減らないし、日本がこの先どんな経済状況になっても活用できる。

地方には生きる力を持っている人が大勢いる。


まとめ


都会で暮らすのも地方で暮らすのもどちらもメリット・デメリットはある。
なので、自分の価値観に合った場所で暮らすのが1番いいと思う。

僕の場合、都会も地方も両方経験して今の生活に満足しているのだけれど、なかなか両方を(ある程度の期間)経験することって難しい。

みんなスーツを着て、同じ時間に出社して、帰宅して、という日々を過ごしていると、自然と価値観も似てきてしまう。

会社の同期や先輩としか遊んでいない人の中には、僕たちのような地方での自営業者の暮らしというのが存在していることさえ気づいていない人もいるのではないだろうか。僕はそうでした。

自分はサラリーマンしか出来ないと思っていたし、自営業者=特殊な能力を持った人って思ってました。

経験するってとこまでいかなくても、こういう地方での暮らしかたもあるってことを知ってもらえれば、また都会での日々の暮らしも変わってくるかと思う。


この記事を読んで地方での暮らしに興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです。

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大阪府河内長野市出身。7年間サラリーマンを経験した後、2013年に長野市に移住。2014年より『ヤマとカワ珈琲店』を運営しています。妻・息子・娘の4人暮らし。ここには小さいお店の運営方法や、日々の気づき、家族との暮らしを書いていきます!