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ギタリスト1年目の教科書〜ピッキングの練習方法(アルペジオ)〜

こんにちは、ギタリストのYamatoです。
今回は前回ちょろっと告知していた通り、左右どちらの手も強化できるフレーズという事&ほぼどんなジャンルでも使われているアルペジオの練習フレーズをご紹介していきたいと思います!

アルペッジョあるいはアルペジオ (伊: Arpeggio) とは、和音を構成する音を一音ずつ低いものから(または、高いものから)順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法。日本においては順番に弾くことだけではなく、コードを抑えた状態で弦を一本ずつ弾く事全般を言う場合もある。「ハープ(伊: arpa)を演奏する」という意味のイタリア語 "arpeggiare" を語源としている。余韻の長い鍵盤楽器や撥弦楽器などで効果を発揮し、管楽器ではほとんど使用されない。琵音(びおん)とも呼ばれる。

左手で弦を押さえる場合には右手の親指・人差し指・中指・薬指の四本で弾く(右手で押さえる場合には左手)。それぞれの指に記号が付いている。親指はp、人差し指はi、中指はm、薬指はa。親指は6~4弦、人差し指が3弦、中指が2弦、薬指が1弦の場合が多い。弦を弾く方向は外側から内側、つまり6 - 4弦は下に、3 - 1弦は上になる。

ストローク奏法はピックなどで多数の弦を同時に鳴らすが、アルペッジョ(またはアルペジオ)は弦を一本一本指の爪で弾く。
(wikipediaより引用)

ちなみにコード弾き/コードストロークの時のコードチェンジに比べると、アルペジオは1本ずつ鳴らす(押さえる)ので素早いコードチェンジに必要な練習にもなりますし、1本ずつ鳴らす(弾く)ので狙った弦を的確にピッキングする練習にもなり一石三鳥くらいの練習効能があるので、ぜひとも練習してみて下さい!

※前回の記事はこちら

・EX-1

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こちらは譜面にも記載しておりますが、オルタネイトピッキングでの練習フレーズです。
隣り合っている(又は1本分飛ばしている)弦なのでどうしてもピッキングの動きを意識せず弾くと、ΠΠ(ダウン・ダウン)やVV(アップ・アップ)の様にオルタネイトピッキングの規則性から外れてしまいがちです。

より滑らかな演奏を狙って故意に連続してΠΠやVVを行う事もよくある事ですが、まずはオルタネイトピッキングで正確でタイトな演奏を習得しましょう!
※意図的にピッキングパターンを変えた演奏とミスによりピッキングパターンが変わった演奏では、前者はリズムがスムーズで後者はリズムにガタツキが出ていると思います。

・EX-2

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EX-1とコード進行は同じですが、こちらは指弾き(フィンガーピッキング)でのアルペジオです。
ピッく弾きだと離れた弦を同時に鳴らすことが難しい(それはまた違う奏法として存在します)ですが、指弾きの場合は譜面で言うところの5弦と3弦や6弦と3弦を同時に鳴らすことが出来ます。

タブ譜の下にうっすら書かれている【p,i,m】の表記はピッキングする指の表記で【p=親指,i=人差し指,m=中指】でピッキングをしましょう!という表記です。
※譜面上にも日本語で書ければよかったのですが、譜面ソフトが対応していないのでこの表記になりました。

もちろんこれもピッキングを行う指は、ご自身でやりやすいように変更していただいて大丈夫ですが、EX-1のオルタネイトピッキング同様まずはこの指使いで順番通りにピッキングが出来るように練習してみて下さい!

・最後に

今回用意した譜面のコード進行は所謂カノン進行と呼ばれるコード進行を基に考えてみました。
カノン進行というワードを知らない方でも、何となく聞き馴染みのあるコード進行なのでギターを始めてから周りの友人・知人から「何か弾いてみてよ」と言われることもあるかと思いますが、今回のフレーズは8小節と短く曲とは言えないですが、いい感じに弾けるようになると周りの人からも「アイツはギターが弾ける奴だぜ!!」と認定される確率が高いので、第一の目標に設定していただけると幸いです!

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