
コーキング材に頼らないサイディング ニチハFUGE
こんにちは!屋根工事、外壁工事専門のヤマタクです!
今回は窯業系サイディングメーカーNICHIHA(ニチハ)さんの一押しサイデイングFugeについてまとめてみました。
外壁選びでFugeを検討されている方は勿論、Fugeをまだ知らない方も是非ご一読お願いいたします。
1.fugeってどんな外壁??
1-1 サイズ
通常の窯業系サイディングとの一番の違いはサイディング本体の横幅(縦幅は同じ)が通常3mなのに対してFugeは1.8mとかなり短い設計になっています。
1-2 接合部
また合いじゃくりといってサイディングの重ね目部分が通常品は上下のみ、に対してFugeは四方合いじゃくりとなっており、この四方合いじゃくりによってコーキングが不要になっています。
↑通常のサイディングの合いじゃくり
↑Fugeの四方合いじゃくり
1-3 表面の塗膜
ニチハと言えばプラチナコートですが、こちらは無機塗料と有機塗料をバランスよく配合し塗膜のヒビ割れや紫外線に強い塗膜になっています。独自の厳しい審査をクリアしたニチハ自慢の表面塗膜です。
またプラチナコートには15年の塗膜保証がついておりますが、プラチナシールと併用、又はドライジョイント工法で施工すると+15年!
なんと30年の保証が受けられる様になります。さ、30年って凄いですよ、、、
1-4 板間(ばんかん)の納まり
横張でサイディングを施工していくと通常サイディングの場合、必ずコーキング目地が板間にできますがFugeの場合は板間のコーキングが不要です。
見た目もスッキリして、コーキング材の劣化に悩まされることが少なくなります。
またドライジョイント工法(後ほど説明致します)にすれば更にコーキングの使用箇所を減らすことができます。
2.ドライジョイント工法について
こちらは特定の部材を使って通常コーキングで納める箇所をコーキングレスで納める工法になります。
サッシ廻りや出隅部、入隅部もスッキリ納まり、サイデイングのデザイン性を損なうことなく美しい外観に仕上げる事ができます。
3.まとめ
この様にFugeはコーキングの使用箇所を減らすことによってメンテナンス周期を伸ばしランニングコストの削減、美しい外観の仕上がりを実現したとても素晴らしい窯業系サイディングです。
しかし一方でイニシャルコストが掛かるほか、高い施工技術が必要になり施工費用も割高になります。
通常のサイディングにも言えることですが、施工する職人さんの技術によって製品の性能や見た目が左右されます。
外壁選びと共に施工店選びにも慎重になる事が理想の外観を作るうえで大切ではないかと思います。
以下の動画も是非ご覧ください。
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