
サイディングって縦張り?横張り?どっちがいいの??
こんにちは!屋根工事・外壁工事専門のヤマタクです!!
窯業系サイディングは縦に張るか横に張るかでトータルの金額やメンテナンス周期など、かなり違いがあります。外壁を選ぶ際にデザインや色も重要ですが施工方法もかなり重要です。
そこで今回は縦張りと横張りの違いをまとめてみましたので外壁選びの参考にしてください。
ヤマタクの結論
早速結論からお話すると、縦張りがやや優勢かと思います。
以下に色々と理由をまとめましたので、読んでみてください。
横張りと縦張りで色々と比較してみた
1.性能に関して
現在の外壁材であれば横張(以下横)と縦張(以下縦)共に大きな性能の差はないがメンテナンスの事を考えるとコーキングの施工範囲が多い横がやや不利。コーキングとはサイディングの間などに打ってあるゴム状の防水材の事で外壁材に比べて劣化が早い傾向にあるためメンテナンス周期やメンテナンス時の費用面で考えると縦張りがやや有利。
2.材料費について
窯業系サイディング、金属サイディング共にメーカー純正の部材を使った場合圧倒的に縦張りの方がコスト安!!数十万円開きが出る材料もありました。なぜこれほど材料費に差がでるかというと、横の方が使用する材料が縦よりも多いのです。よって縦張りが有利。
3.工費について
基本的に横の場合は1人でも施工が可能ですが、縦の場合は上下作業になるため最低2人は必要(例外有)になります。
※分かりずらい方は動画を確認してください。↓は横張
↓は縦張り
上記に書いた通り縦でも1人で施工するやり手の職人さんもいらっしゃいますが縦の場合は基本的に複数名での作業になってしまうため施工費の観点では横張りの方がコストは抑えられる事が多いと思います。
4.デザイン面
外壁選びでは重要なデザイン面ですが横張用のデザインの方が圧倒的に種類が豊富です。ただデザインは人それぞれですのでどちらの方が良いというのは難しいところです。よってデザイン面は縦横イーブンです。
まとめ
以上4項目から縦張り、横張りを比べてみましたが冒頭でお話した通り、わたくしヤマタク的には長い目で見ると縦張りの方が施工方法としては良いのではないかと思います。
昨今色々な外壁材が登場していますが劣化しない外壁材、汚れない外壁材はありません。外壁材を長持ちさせる為には定期的なメンテナンスが必須です。コスト面、デザイン面など多角的に選定していくことが外壁選びには重要になります。
皆様の外壁選びに少しでも参考にして頂ければ幸いです。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
※決して横張りを批判する記事ではございませんのでご了承くださいませ。
併せて下記の動画もご覧ください。
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