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共有と共感 #23

共有する

最近、共有共感と言う言葉を使うことが多いと思います。情報共有のお話しをしましたが、共有するのは、他にもいろいろあり、モノ、人材など形あるものから、知識や技術、理念や考え方など目には見えないものまで、たくさんあります。
単独で所有していても、大きくならないものが、共有によって相乗効果が生まれて、大きく発展する可能性を秘めています。
インフラのように社会的なものは共有の最たるものですが、経済もたくさんの人間の関わりの中で効果を生むものと考えれば、富の独占よりも幅広く富が行き渡った方が、より大きな経済の発展があるかもわかりません。一人の人間が飲み食いして、着飾って、贅沢をしても、人間一人でできることは、たかがしれてます。
日本でも、たくさんの物が余ってる一方、みんなが豊かだとは言えない現状があります。いずれは、ベーシックインカムが当たり前になるかもしれませんが、分かち合う心が大切だと思います。

共感する

共感についても、比較、競争の時代から協調、調和の時代になるにつれて、その大切さを実感してくるでしょう。共感を持ってチームで仕事をする、それぞれの人生観に共感する、さまざまな共感の舞台はあります。
偉くても、知識があっても、お金があっても、共感してもらわなければ、誰も力を貸してくれない時代になりつつあります。
親友にそんなものは求めません。それと同様に、ほかの場面でも、共感できないのに、我慢ばかりしていては疲れてしまいます。

大切な仲間

かつての時代は、我慢が美徳で、我慢できないとダメな奴だと言われましたが、何でも、仕方ないと片付けて、我慢する人生が自分の望む人生でしょうか。我慢強くなくていい、共感できる仲間を作ることが大切です。
ともに喜びを分かち合い、ともに感動できる仲間を見つけることができれば、これ以上嬉しいことはありません。ひとりでできることには限りがあり、つながりの力によって、乗り越えて行けることも多いのではないかと思います。(和尚の独り言)

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