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結構大変!?部屋の温度問題!

本日は全国的に真夏日となったようで、非常に暑かったですね。扇風機や冷房の出番到来です。それにしても蒸し暑い!

本日はお部屋の設定温度についてお伝えします。

1.通常設定温度はお客さんが基準(優先)

スーパー等の生鮮食品を取り扱うお店を除き、設定温度は顧客が厚くない、寒くないように心掛けられている所がほとんどだと思います。

まれに、飲食店などで明らかに冷房が効きすぎていたりというお店もあります。店員さんは動いているので暑いのでしょうが、気遣いが行き届いていないのです。

又、お客さんによっても体感温度は違いますので、一概には言えないところもあり難しい問題だと思います。

1-1.介護施設はお客さん基準(優先)が更に難しい

部屋の温度設定にお客さんが基準なのは介護施設も同様です。本来お客様である利用者さんの体感にあわせて設定温度を変えて行かなければなりません。
勿論、飲食店のお客さん同様、利用者さんにより体感は異なるので難しい問題です。

しかし問題は、高齢者は体温調節機能が衰える事により個人差はありますが、暑さ寒さに鈍感となってくる事です。

そういった理由で、介護施設で冷房や暖房の温度に対しての訴えがあまりなく、動いている職員の基準で温度設定してしまうのです。

私の知る限り、現場判断で冷房を強烈に効かせており、利用者さんがひざ掛けや厚着をしているところもあります。

クールビズという言葉がない時代にスーツを着てガンガン冷房をかけるような光景とちかいものがありますね。

2.高齢者の低体温症に注意

在宅等で、冷房をつけないで熱中症になる事も懸念されますが、それ以上に上のような介護事業所では利用者さんの低体温症が危険です。高齢者の場合は老人性低体温症とも呼ばれます。

職員が忙しく動いており、部屋の温度があまり寒くないと感じている場合は注意が必要です。それでいて利用者さんから『寒い』などと訴えもなく、厚着もせず、ひざ掛けもかけてないなんて事になると大変危険です。

老人性低体温症を防ぐ為には部屋の温度は19℃以上でなければ危険と言われております。

冬場は勿論、夏場の極端に冷やした部屋も気を付けましょう。
気持ちはわかりますが、発汗などによって、我々のように体温調節があまり出来ないのが高齢者の特徴です。

今年の夏も頑張っていきましょう!



御一読ありがとうございます!!






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