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Mellow Camp in奄美大島の旅〜世界自然遺産の島でひと・伝統・自然に触れ合う先で気づくbeing

2泊3日:奄美大島の旅!

新型コロナウイルス感染症が流行して4年目を迎えますね。
少しずつおNEW!な生活が始まりつつあるように感じます。
そのようななか、私も久しぶりに県外へ旅立ちました。
行き先は、鹿児島県の奄美大島
2021年に世界自然遺産に登録された南の島です。
1人で飛行機(国内線)に乗るのが初めてな私は、
6月23日から25日の2泊3日で、奄美大島へ行きました。
目的は、Mellow Amami合同会社を設立した平城 修吾(ひらぎしゅうご)さんが主催する、Mellow Campへ参加するためです。

Mellow Amami合同会社について

Mellow Amami合同会社は、健康経営支援やお悩み相談室(カウンセリング)、人生の道標(キャリアコンサルティング)、リトリートやマインドフルネス体験、タンカン栽培などをとおして、組織や個人が暮らしやすい(メロウな)社会をつくる課題解決チームです。
チームや個人として奄美大島でご活動されています。
詳しい情報はHPを見てくださいね。

平城さん主催のMellow Campについて

Mellow Campでは、法人会社の経営者講演や現場見学をして、作業療法士以外の方のお話を聞くことや奄美大島の自然を存分に体験することができます。

岡山県から参加する私は、奄美大島で事業として活動している方に直接お会いして、現場をみて、話をして、希薄になりつつある人対人の原点を思い出すこと、フィールドワークのような感じ!を目的に参加しました。

あ、あと奄美大島にしかない郷土料理や自然と触れ合ってエネルギーチャージすることも!(キラキラ)

2泊3日で体感した出来事を徒然なるままに書いていきます。
ここからは平城さんといえば!のネーム「がっぱいさん」と記載させていただきます。

1日目:民宿さんごビーチの経営者講演

1日目は大島郡大和村国直で民宿さんごビーチを経営する江崎さんの経営者講演です。

奄美大島で民宿を始めた江崎さん。江崎さんは母親が経営していた民宿を引き継いだそうです。
柔らかな雰囲気と奄美の方言でお話をしてくださりました。

困難へ立ち向かうときの江崎さんのマインドセット




奄美大島の海とともに、民宿さんごビーチの江崎さんのお話を聴講

江崎さんが「さあやるぞ」と決意した矢先に、2020年に猛威を振い始めた新型コロナウイルス感染症が立ちはだかったそうです。
民宿はフロービジネスなので、今日来た人が明日やまた今度来るとは限らない。
しかし過去に様々な経験をした江崎さんだからこそのマインドセットで2023年を迎えることができたそうです。
その秘訣は江崎さんの「また来てくれる人や地元を大切にする」という発想の逆転
それは、過去に挫けそうな経験をしたことがあった江崎さんだからこそポジティブな思考転換をなされていました。

また来てくれる人たちのために進み続ける江崎さんの話をお聞きして

私は経験した出来事で感情と捉えが襲ってくることがあります。
悲しい気持ちと辛いがセットで深刻になってしまうのです。
江崎さんの話をお聞きし、その経験をどう捉えて次に活かすか?
私だからこそ出来た経験ではないか?と発想転換も必要だなと改めて気づきがありました。もしかしたら無意識にしているのかも!?と自分自身に新しい気づきがうまれちゃった!

そしてお客さんや地元を大切にするしせい。
わたしはお子さんやご家族へのサポートをする仕事をしていますが、来てくれた時間を無駄にしない、と決めて向かいます。
江崎さんのお話を聞いて改めて、帰って子どもたちに会いたい!と思っちゃいました。

2日目:バニラビーンズプロジェクトの現場見学

2日目は奄美大島でバニラビーンズを育てている林さんの現場見学です。
皆さんが1度は食べたことのあるアイスクリームのバニラ味。
アイスクリームのバニラ味と言われると、甘くてなめらかな香りを思い出しますよね。
この香りがバニラビーンズだそうで、わたしはびっくりしました。

奄美バニラビーンズプロジェクトを進めている合同会社AMAMIバリュープロデュースの代表である林さんのお話をお聞きしました。

農業がしたいという夢があった林さんのストーリー

バニラビーンズを育て始めた林さんは奄美大島出身で、農業がしたいという夢がありました。
あることをきっかけに奄美大島に戻り、バニラビーンズプロジェクトを始めたそうです。
詳しくは合同会社AMAMIバリュープロデュースを見てくださいね。
この話がまた面白い!(←ごにょごにょ感満載)
林さんのお話はバニラビーンズ農園で聞いた方が良いです。
なぜなら、林さんの楽しく進めているエネルギーとバニラビーンズが喜んでいるすがたを目にすることができるのです。

バニラビーンズプロジェクトの現場見学

奄美発祥のバニラビーンズに向けて進み続ける林さんの話をお聞きして

バニラビーンズについて説明をしてくださる林さんは、明るいエネルギーがありました。
話を聞いている私たちもワクワクしちゃうのです。
林さんは頑張る人たちにエネルギーを届けてくださる素敵な方でした。

奄美大島で働く経営者のお話や現場を体感して

自分のやりたいことを貫いて進んでいる江崎さん、林さんはとても楽しそうでワクワクしていました。
たくさん学びや気づきがあったのですが、2つの大きな気づきがありました。

「何者になる」ためのマインドセット

お2人が共通して語られたのは「やるしかないよね」という言葉。
参加者であるわたしも深く頷いてしまいました。
江崎さんと林さんは笑顔で話しているのに、やわらかな決意と覚悟がヒシヒシと伝わるのです。
働く場をつくる人、熱意をもって働かれている方に共通しているのでしょうか!!
目の前の出来事に対して「嫌だなあ」「したくないなあ」と一瞬感じることもありますが、スッとやり続けるマインドを学んだように思います。

地域で作業療法士として働くということ

わたしの仕事は何ですか?と聞かれると「地域で働く作業療法士」なわけです。
そういえば、創業時に「住んでいる町やしている場所へ会いにいくこと」を大切にしたいと話していたことを思い出しました。
(某NPO法人での災害ボランティアの出来事がきっかけとなっています)
その時に、住んでいる町の歴史や伝統、場所の広さや気温、食や自然などの文化を知った上で、人対人の関わりをしたいのです。

江崎さんや林さんのお話を聞いていると、町の人口や集落・気温・湿度・伝統文化・食文化・自然の恵み(虫や雨、植物も含む)の話が大いに含まれていました。
世界自然遺産に登録されている奄美大島だからこそ気づくことが多かったのではないかと思っています。
わたしは、現在岡山県で働いているため、岡山県のことを知っているのだろうか?と気付かされました。
ここまで知ることができた上で地域の作業療法士として関わりたいですね。

想いの共有時間〜どう生きる?を考える

なにかをし続けることややるしかないことを選択して進んでいくためには、からだとこころの健康を蔑ろにはできません。

Campでは「想いの共有時間」が盛り込まれています。
この時間では、日々の仕事の悩みや葛藤・自身の過去・今後どうしたいか?といった、過去ー現在ー未来の話をしました。

とにかく想いを語り、聞き、こころに刺さり…を繰り返しました。
わたしは子どもたちと触れ合う機会が多いぶん、「過去の自分」とかなりの割合で対時します。
その時に、こころが「ウッ」とするのです。
そういったこともあってか、自分を見つめる頻度が多いので結構疲弊します。
ここまで話ができるとは正直思っていませんでした。

今回、わたしも含め参加者が発達領域の経営者だったので、話が盛り上がりました。
他者の話を聞くことができるのは貴重な時間ですね。
かなりのインパクトと学びがありましたので、岡山県に持って帰ろうと思います!

日々の悩みや自身の過去について語り合う

主催者のがっぱいさんと参加者で思うがままに話をしました。

自然と共存〜至福のマインドフル

わたしは経営者を初めて2年目を迎えますが、現在自分自身のからだとこころのメンテンスに必死です。
毎日スレスレのような気がして生きています。
そのような状態なので「ちょっと奄美大島で癒されたい」と思いMellow Campに参加しちゃったわけです(てへへ)。

がっぱいさんの企画には、ご当地の昼食やBBQ・シュノーケリング・SUPといったイベントが盛り込まれています!
食や味付けに超こだわっている(特にラーメン)・高知県という田舎出身のわたしにとって、食や自然と触れ合えるのは至福の時間です。

移動しながら奄美大島の自然に触れる癒しの時間

奄美大島といえば、世界自然遺産
なんと、天然記念物に指定されている動物や昆虫がたくさんいるのです。
写真は掲載できませんが、キノボリトカゲや人慣れしたカナヘビが当たり前にいるのです。
岡山県でカナヘビに出会ってもすぐに逃げてしまいますのに…。

雑草の中に一輪咲くハイビスカス

また道中にはパパイア・バナナの木がたくさんあります。
当たり前のようにあるのです…
ハイビスカスも当たり前に咲いているので、南の島ならではですね。

郷土料理や食文化に触れて脳をデトックス

Campの参加者には、徳之島で児童の福祉サービスを経営する方も参加していました。
そう、あのパワースポット徳之島です。
なんと朝食でシブリと鶏肉のお味噌汁を作ってくださり、いただきました!

からだもこころも優しい気持ちにある朝食です。


卵は奄美大島で育てられた大切な卵です。
鶏肉の出汁はなんと黄金!
食事をともにしながら、毎日仕事で時間に追われる日々だったなあと…。
朝食をゆっくり過ごすことが少なくなっていることに気づきました。

その他、奄美大島は鶏飯や黒糖をもちいたお菓子など有名な郷土料理がたくさんありました。
そしてがっぱい農園のタンカンジュースもいただきました!

晴天の空とがっぱい農園のタンカンジュース

大切に育てられて、ジュースになったタンカンは優しい味がしました。
ああ…また堪能したいと思うわたしです。

海と触れ合い人間のあるべき姿に戻る

そして最後に波の男がっぱいさんの教えのもと、海との触れ合い。
海面の色・波の音・柔らかい砂浜の触感・波を漕ぐSUPで筋肉関節の動き・ボードの上でバランスの保持、わたしのセンソリーニーズは充されまくりです。

透き通る奄美大島の海
教えてもらいながら初SUP!

すべてに癒されて、夜はぐっすりでした。

Mellow Campは学び・することに必要な生きる力に気づく場所

みなさんと一緒に写真撮影!

2泊3日のCampが終了しましたが、目的だった体験はわたしにとって200%!
人間のあるべき姿に戻れたような感覚です。
このキャンプでは「呼吸を整えて明日も生きる」ための工夫や気づきがたくさん盛り込まれていました。

私自身のイマココ・未来に向けての「どう生きたい?」を考えるきっかけになったように思います。
時には過去に戻ってもいいじゃないか」と思わせてくれるような場所です。

わたしの目標・人生について、参加者の皆さんと語り合いましたし、そして色々な出来事がありましたが…どんな内容なのかは、ぜひがっぱいさんに聞いてみてくださいね!

Mellow Campの詳しい様子はがっぱいさんのTwitterを見てくださいね。


さあ、明日も生きよう。


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