見出し画像

今日からできる『話の影響力の上げ方』

こんにちは、ヤマサキです。

今日は号外的に、徳島の朝から、少し短めに。

このあと大勢の前で話す予定があるので
「話の影響力」をテーマにお送りしたいと思います。


-------------------------------------------

人はそんなに簡単に動かせないけど、

人の心に『より伝わって』『影響力を高める』話し方は練習すればできるようになります。

NPOなどの法人、任意団体問わず、
代表の方は、色々と人前で話す機会があると思います。


助成金申請のプレゼンとか、報告会とか。
イベントの司会とか。
講演などを頼まれる方も少なくないと思います。


そんなとき、聞いてくれる方々にはできれば話を聞いて共感してほしいし、心が熱くなってほしいし、何か行動につながったら一番いいですよね。


それは必ずしもあなたの団体に寄付とか、参加とか、そういうダイレクトなj行動だけでなく、
その人の日常の意識が少し変わるだけでも、大きな成果だと思います。


でね。さっそくなんですけど。


あなたの話が聞き手に『より伝わって』『影響力を高める』ためのひとつの方法は、

その聞いてくれてる方の背後に、その人につながる大勢の人をイメージすることなんです。

たとえば幼稚園の先生に向けて、初めて何かセミナーをやったとして、
その対象者である先生が4人来てくれたとするじゃないですか。

そうしたら、その一人一人の先生の背後に、たくさんの幼児をイメージするんです。

その先生にあなたが何か大切なことを伝えることによって、
その背後にいるたくさんの幼児がみんな笑顔になってにこにこ幸せそうにしている。

さらに、その幼児の背後に、その子の親御さんたちもイメージするといいですね。

その幼児が笑顔になっていることで、その親御さんたちも、さらにそのおばあちゃんたちも笑顔になっている。

幸せがどんどん広がっていくようなイメージです。

この方法を一回試してみると、
なんだか自分の話にどんどん熱がこもってくるのが実感できると思います。


だって、そんなにたくさんの人を幸せにしようと思ったら、今までよりはるかに大きなエネルギーがいるから。
そのぶん、身体の内から底力が湧いてくるような感覚なんでしょうね。


-------------------------------------------

これ、私も人に教えてもらって実行するようになってから、


話すたび、ほんとに自分にこんなパワーがあったのかな?ってくらい情熱的に話ができるし、感動したよって言ってもらうことも多くなりました。


あとは自分が全然予定してなかった、考えてもいなかったことが、自然に口を伝って出てくることも多い。

大勢の人をイメージすると、話の内容も、ひとりでにだんだん変化してくるんです。


既知のことでも、きっかけがないと一生出てこないことってたくさんあります。

そういうのが一気に統合されて、持てる力のすべてを総動員して、話せるという感じですね。


でね、これ精神論じゃなくて。
お笑い芸人さんも意識してるみたいですよ。


若手の芸人さんが最初に劇場に出るときに言われるのは、
「最前列の人だけ笑わそうとするな!」ってことらしいんです。


なぜなら、最前列にいる人はコアなお笑いファンだから、笑ってくれやすいんですよ、応援の意味も込めて。

だから若手の芸人さんも安心だから、つい最前列の人を相手にして笑わせてしまう。


でもそれだと、舞台上から最前列までしかエネルギーは届かないから。
後ろの方の人には届かないわけですね。

それだと多くの人を笑わせることはできません。


だから先輩芸人がなんていうかと言うと、
「後ろの席も飛び越えて、テレビの前の人も笑わせるつもりで漫才しろ」
と言うらしいです。

それくらいのパワーがないと、テレビ出演はできない。

一生劇場から出られないで終わってしまう、って。


この話のキモは、
自分の話の(というか自分のミッションの)射程をどこまで意識できるか、ということなんですね。

射程を広く取れば取るほど影響力は上がる。
その射程に必要なエネルギーが自分の中から出てくるから。


とっても単純な方法です。

ぜひ次の機会からでも、今日からでも、やってみてくださいね。
(たぶん子育てとかでも一緒なんじゃないかな)


私も今日しゃべるときには、
参加している司法書士の、その向こうにいるたくさんの相談者の姿をイメージしてがんばります^^

それでは、また!!
良き週末を♪

山崎梨紗

※このnoteはメルマガのバックナンバーを掲載しています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?