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行きつ戻りつ。Xデザイン学校大阪分校第7回:ペーパープロトタイピング

先月、台風の影響で休講になったので2か月ぶりのXデザイン学校。今回はペーパープロトタイピングでした。

個人的な事情を申せば、先月は英語報告を控えていたので、ちょっと助かった感があったのは内緒(笑)

どんな価値を提供しようとしているのかをあらためて共有してみた。

私も含めてメンバーみなさんそれぞれに仕事があって(←当然ですw)、集まるということはできなかったけれども、LINEのグループ通話やら、メンバーの方がセッティングしてくださったグループウェアなどで、ちょびちょびながらも振り返りや議論ができたのは、なんだかんだ大きかったです。

Bチームは最初のほうで抽象度を高めすぎたので、具象的な部分がなかなか煮詰まらず、「ヤバい」という感覚は共有できてました(笑)そのおかげか、全員ではなくても参加可能なメンバーで前回の内容であるバリューシナリオやらアクティビティシナリオ、インタラクションシナリオなど、でき具合はともかくも、いろいろ煮詰めることができたかな、と。

もちろん、まだまだ視界がきれいに晴れわたるほどのすっきり度ではないですし、そもそもこれで収益化できるのかっていう課題は依然として残されていますが、どんな価値を提供しようとするのかっていう点を共有できたのは、事前準備としては大きかったように思います。

ちょっとアクティビティシナリオの準備のやり方に関して、浅野先生のご指示を聞き間違えてたところもあって、昨日の際には急遽大わらわになったところもありましたが、「そもそも、今回提案しようとしているサービスがもたらしうる価値は何か」というあたりは事前に共有できていたので、何とか今回の課題であるUXフローを描き出すところまではいけました。

ペーパープロトタイピングすることで観察の大事さを思い知る。

何度か書いたかもですが、私の専門は経営学史。経営学のなかでも、実践との縁遠さは際立ってます(笑)

ただ、ほんとはそうじゃないんだよってのが、ここ最近の私の主張です。それはまた別の折に。

なので、今回のペーパープロトタイピングも、正直「俺、できるかなぁ」っていう不安がありました。

詳細は省略しますが、①ストーリーボード、②ワイヤーフレーム、③遷移図という流れでした。

上にも書きましたが、①を作る際にアクティビティシナリオの制作に関して、われわれBチームが先生のご指示を聞き間違えていたのもあって、若干あわてたところはありましたが、何とか間に合いました。

今回のプロセスでポイントだったのは、アクティビティシナリオの具象化。アクティビティシナリオそれ自体はユーザーのストーリーであるわけですが、それをもっと具象化していくというところに今日の課題があったように思います。

これ、おもしろかったと同時に、ここでも日ごろの観察(とその蓄積)がめちゃくちゃ大事やなって痛感しました。こればっかりは、自覚的に観察経験を重ねていかないとどうしようもないなと。日ごろからのちょっとした観察からの気づきであったり、問いかけであったり、そういった蓄積が大事だってのを、第7回にしてあらためて強烈に感じました。

UXフローを描いてみて初めて、十分に煮詰め切れていないところとか、UIのところで整理ができてないところとかがどんどん顕在化してきたのは、まさにそれが原因の一つだったんだろうと思います。

先生からは、UXフローが一発で完成することなんてないよっていう主旨のアドバイスや、「これを壁とかに貼っておいて、いつでも修正できるようにするといいよ」というアドバイスをいただきました。今回のXデザインの場合はなかなかそうもいきませんが、ゼミでやってるプロジェクトの場合などは、本来ぜひともこうしたいなって思います。

だからこそ、いつでも使える部屋が欲しいんです( ;∀;)

実際、UXフローを描き出している過程というのは、楽しかったですし、頭も使いましたし、疲れはしましたけど、すごくおもしろかったです。

冒頭のお話。

今回の授業の最初に、台湾でのワークショップでのお話がありました。私は日程的に行けなかったので、ものすごく新鮮でした。とりわけgogoroの話は鮮烈でした。すぐれた価値提案というのは、ひじょうに大きな視座と同時に現場で生じる人間の行為一つひとつを丹念に考えているということを、あらためて思い知らされた気がします。

大学の授業でUX / サービスデザイン実践を大人数でやるのはきわめて困難ですが、優れた価値提案に関して遡及的に考えていくのは、学びの方法としてありだなとも感じました。

次の火曜日の企業発展論での理解度チェックは、これで行こうかなとw

それにしても、Xデザイン学校での学びというのは、概念的思索をメインとしてきた私にとって、ものすごく新鮮です。その際、単なる手法伝授にとどまらず、手法を使うことで抽象的な領域と具象的な領域を行きつ戻りつしながら、徐々にカタチにしていく=デザインしていくという点が、私にとってはすごく嬉しいし、ありがたいです。

もうあと3回しかないのかと思うと、時間の経過の早さに驚かされますが、あと3回(で学びが完結するわけではないのも、ほぼ確信していますw)、引き続きがっつり学んでいきたいと思います!

浅野先生、佐藤先生、Bチームのみなさん、大阪分校のみなさん、ますますどうぞよろしくお願いいたします!


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経営学(経営学史)の研究と教育にたずさわってます。能やら和歌やら、日本の古典文芸がすごく好きです。最近はサービスデザインやら、意味のデザイン / 意味のイノベーションやら、美意識をめぐる議論やら、そういうあたりに強く関心を持ってます。 抽象と具象をいったりきたりするの好きです。
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