見出し画像

au回線障害所感~個人で対策できること

2022/7/2~3にかけて、KDDI au系の回線障害が発生している。
これを書いている時点でも私の携帯ではアンテナを拾えていない。
原因や復旧方法、今後の対策については私も課金している日経クロステック/日経コンピュータの「動かないコンピュータ」での特集に期待したいところである。

※こういう時に本当に読み応えがある記事を書いてくれる。そのために課金しているのだ!

さて、私が障害に気付いたのは7/2の午後であった。
メインのiPhoneに挿しているSIMが、まさにMVNOのIIJmio/au回線契約だったのだが、自宅にいる限りはWi-Fi環境があるので特に不便もなく気付くこともなかった。

きっかけは午後にマイナポイントに申し込んだ際に、ポイントの付与先にモバイルのWAONを指定しようとした時。
モバイルWAONは物理カードとの共用ではなく、申し込みから発行/管理までモバイルアプリで完結する方式。そのためマイナポイント申し込みに必要なカード番号を確認するのにモバイルアプリでログインする必要がある。
そしてこのモバイルWAON、定期的にSMS認証つきの再ログインを要求される。そう、このタイミングでau回線のSMS認証が要求されたのだ。

何度再送信してもSMSが届かない。
もしやと思ってTwitterを確認してみたら、世の中ではau回線障害で大騒ぎになっていた。いや気付くの遅いな笑

SMS認証については困った案件なのだが、その他については自宅インターネット回線はフレッツ光、外出時にはIIJmioでモバイルルーター用に契約しているデータ通信SIMがdocomo回線だったのでそれを持っていくことで対応といった感じで、幸い大きな困りごとはなく過ごせている。

もし携帯の電話番号にかけてきた人がいたら出られていないことになるのだが、最近仕事で何かあったとしてもまずはSlackかTeamsで連絡がくるし、実家の親も最近はLINEを使えるようになった。となるとかかってくるのはテレアポくらい。まあ実質支障はないだろう。

今回auは大いに反省しないといけない。
ただ、いくら大手とはいえ、こういうこともある。完璧なんてありえない。
だからこそユーザ側でもリスクヘッジしておくことは重要だろう。
私もシステム屋の端くれ。テレワークでは回線は命綱だ。
回線障害なら仕事ができなくても仕方ないと開き直ることもできるだろうが、私はプロとしてできる限りのリスクヘッジはしておきたいと考えている。今回は複数キャリア回線契約でなんとか回避できたが、今後も油断せずに複数の回線オプションを用意しておきたいと思った。

ちなみにマイナポイントの件、WAONはあきらめてnanacoで受け取ることにした。
なぜ最初にnanacoを選ばなかったのか?
それはこのデザインだからもう使う気にならないということ。
恐ろしいことにここに載っている選手はもう二人しか残ってない。もちろん引退ではない。右下の人は戻ってくるかと思ったら先日広島の人になってしまった。
これがライオンズを応援することのリスクだ。残念ながらこちらに対するリスクヘッジは思いつかない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?