unity【二体のアバターを合体させ任意のリップシンクをつけるテスト】

※個人のメモ代わり程度の記事なので不確かな情報を含みます。
 またそのせいで発生したトラブル等につきましては責任を負いかねます。

Windows 10 Pro 64
unity 2019.4.31f1
VRCSDK3-AVATAR-2021.11.24.16.20_Public
VRM Converter for VRChat <= VRMモデルを弄るのに使う

【目的】 合成した二体のアバターにリップシンクをつけたい…

まず力業というかかなりひねくれた方法です、絶対ちゃんとした正攻法があるはずです…とお断りして本題ですw

① 上記の環境でunityのプロジェクトを立ち上げます。

クリップボード01

② 例としてVketちゃん1&2を読み込みます。

クリップボード03

③ シェーダーとかおかしくなってたら適当に直します。

クリップボード04

④ Vketちゃん2をHEADにのせます。

クリップボード05

⑤ できたモデルを一旦Assetsに戻しVRM0のタグからVRM Converter for VRChatで呼び出しエクスポートします。
いろいろ弄れるのですが今回はリップシンクのテストなのでそのまま出力します、あまり弄ったことがないので自信がないのもあります(^^;)

クリップボード06

⑥ ではまたunityを立ち上げ適当な作業フォルダを作ります。

クリップボード07


⑦ 作業フォルダに先程のVRMファイルを読み込みます。

クリップボード08


⑧ ブレンドシェイプを開くと顔に関する二つのキーが確認できます。
ここでは face_2 がVketちゃん、face_3がVket2ちゃんになります。

クリップボード09

⑨ では本体のVketちゃんの表情をつけてみましょう。
“あ”の発音の“a”をスライドさせると口が開きます。

クリップボード10


⑩ 次にもう一つの顔のキー(face_3)を開きVket2ちゃんにも表情をつけていきます。
かなり労力ですが発声、感情すべての表情をつけていきます。
でもここで頑張っとかないとすべてが台無しです(^^;)

クリップボード12

⑪ 作業が終わりましたら再び本体を選択し、VRM0のタグからDuplicate and Convert for VRChat を選択してください。

クリップボード13


⑫ ここもざっくり設定し下の[複製して変換]ボタンを押します。
絶対エラーがでるのがわかってるのでfor Questのチェックは外してください(^^;)

クリップボード14


⑬ 後は出力された本体をVRChatにアップして完了です。
お疲れさまでした(^^)

クリップボード15


【補足】
このやり方は本来の動きを上書きしてしまうため素晴らしいオリジナルの動きや表情が打ち消されてしまいます。あくまでも複数のアバターを合成し片方もしくは両方にしゃべらせたい時などテスト的な運用にとどめておくのが良いかもしれません。
またベースになるアバターや環境によっては上手く読み込めなかったり、またアップロードできなかったりする恐れがあります。

感想やそんなややこしいことをしなくてももっと簡単にできる方法があるよ等お知らせいただけると嬉しいです。

【説明に使用したツールなどの出自】

素晴らしいツールやアバターの製作者様に感謝いたします


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