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版画展とミステリー展を堪能しました。

お昼でも冷たい風がスースー通る季節になってしまいました、秋はどこに逃げちゃったんでしょう…。

さて、10月21日、山梨県立美術館と文学館におじゃましてきました!

山梨県立美術館では『新版画 -笠松紫浪を中心に-』という版画の展示が行われていました(10月24日まででした)。

並んでいる作品は「本当に版画なの!?」というくらい繊細で、思わず鼻がつくくらい見入ってしまうものばかりでした。

こちら、『〇〇な女』シリーズ。

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女性の色っぽい表情の瞬間を繊細に捉えられていて素敵だった、、女の人のうつむいた顔っていいですよね。

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ぜひ『ポニーテールをしている女』もリクエストしたいところです。

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お風呂上がりに髪をとかしている女性を描いた作品を、たくさんの版画作者が描いていたのですが、それぞれ髪の毛の量や質の書き方がみんな違っていて、途中でひっかかっている髪の毛、サラサラなクセのない毛などが表現されていました。みんなそれぞれ違うモデルさんの協力のもと描かれているんだなあ、、と実感しました。

また、富士山の版画は桁違いなほどに沢山ありました。

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山中湖、河口湖…。色んな視点から見た富士山が並んでおり、男富士だったり女富士だったり、様々な作品で富士山が異なる表情を見せていて面白かったです。

美術館に行く前日、深夜にドライブしていてたまたま山中湖から撮れた富士山。

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伊東深水の描いた版画の風景と瓜二つで、(ここから撮ったのか…!!)と大感動しました。

これ版画!?繊細だし綺麗すぎる…。
この感動をぜひ生で感じに行ってみてください!

さて、山梨県立文学館では、今『ミステリーの系譜』という展示が行われています(11月21日まで)。

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私は小さい時から赤川次郎さんのミステリー小説が大好きでよく読んでいたので、ミステリー展という響きにわくわくしながら入場していきました。

「これはゴムのにんぎょうだ」
ワード選びのセンスが面白くてついパシャリ

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探偵少年団バッジ!!

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付けるだけで探偵団というスペシャルグループの一員になれる最強アイテムですね꒰( ˙ᵕ‎˙ )꒱

作品を見ているうちに、どれも面白そうなお話ばかりで、自分の読みたい!と思った本の記録をするようにパシャパシャしてしまいました📸

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ミステリー小説って、挿絵ですらもドキドキさせて、心を高揚させてくれて…なんいいですよね。

ちなみにその日はたまたま江戸川乱歩さんのお誕生日でした!!なんという奇跡、ハッピーミステリーバースデー!!

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心を小学生の頃のような気持ちにしてくれるミステリー展、行ってみてはどうでしょうか!!

文・写真:望月春花(山梨県立大学国際政策学部2年)

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