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「動く!触れる!生み出せる!?楽しい美術館」

山梨県立美術館で開かれている「テオ・ヤンセン展」に行ってきました。中学校での見学以来の美術館。なんと今回は「現代のレオナルド・ダ・ビンチ」と言われるアーティスト、テオ・ヤンセンのアートと科学が融合した作品が見れるそうです!なんだか今までの展示会とは一味違う感じがして楽しめそう!!

まず入って目に入ってきたのは

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この大きな作品。「ストランドビースト」という風力で動く巨大生物なんだとか。
これを見た瞬間、迫力に圧倒されると同時に今までの美術館では感じたことないようなワクワクで興奮してしまいました!

彼の作品をよく見てみると私たちの身近な所にあるプラスチックやペットボトル、結束バンドで出来ているんです。

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しかも驚くことにこれらの作品、、、
動くんです!!!

「ホーリーナンバー」と呼ばれる13の比率で構成された脚と風のエネルギーによって動きます。

しかも、、今回の展示会では「リ・アニメーション」という展示があり、実際に動いているビーストを見ることができます!!

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実際に動いているビーストは、ロボットのような動きとはまた違い、本当に生命が宿っているような力強さを感じる動きでした、、

だんだんビーストにも感情があるように見えてきて、動物のように愛おしくも思えてきました!

「リ・アニメーション」を見るには、観覧時間を確認してから行くことをオススメします!

また、実際にビーストを動かすこともできます。

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意外と軽い力で動かせてびっくり!!

また、ヤンセンはビーストの作り方を動画で公開しています。
作りたいと思った人が世界各地でビーストを作ることで、繁殖していくそう。
本当の生き物のように今も世界中にビーストが増えていると思わせてくれる、この考え方がとても素敵で印象に残りました。
美術館に小さなビーストを作れるキットが販売されているので、みなさんもビーストも生み出してみてください!

他にもユニークな特徴を持ったビーストやテオ・ヤンセンがこの作品を作るまでの経緯などを知ることができます。

今までとはひと味違う体験できる美術館。みなさんもぜひ足を運んでこの楽しさを体験してみてください!!

文・写真:佐野里帆(山梨県立大学国際政策学部1年)


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