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日露学生フォーラム 2019 ②

 皆さまおつかれさまです。カフェに住んでいます。サンタさんを心待ちにしている山田です。この度、日露学生フォーラム 2019に参加させていただきました。最終日は、ロシア人学生と岐阜県の飛騨高山を散策しました。平湯大滝、飛騨大鍾乳洞、高山まつりの森を訪問しました。散策を通して、ロシア人学生さらには全国から集まった日本人学生と親睦を深められてとても楽しかったです。

 今回、私はロシアについて全然知らないということを認識する機会となりました。タタールスタン共和国、沿ドニエストル共和国、サハリン州からの出身者が参加していて、ロシアがいかに大国でさらに多様性のある国であることが分かりました。そして、Lineが使えないこと、イスラム人口がいること、タタール人と呼ばれる民族の存在、進んだキャッシュレス社会など交流を通して新しい発見がたくさんありました。ロシアに行ってみたいという思いがとても強くなりました。

 特に印象的だったことは、日本語の先生をしている方にお話ししたとき、帰国したらこの経験を生徒たちに紹介しますとおっしゃっていたことです。次の世代にまた日本に興味をもってもらって、人的交流が後継されていったら素晴らしいことだなと思いました。日露学生フォーラムは、日露関係の発展につながる意義のある取組みであると考えました。これからも今回であった皆様との出会いを大切にして、交流を続けていきたいと思います。

 今回派遣されたロシア人は500以上の応募の中から選抜された30人でした。国連勤務志望の学生、修士課程の空手家、日本語教師、会社員など面白い経歴を持つ方々とお会いすることができました。話していてどなたもとても教養がある感じました。お会いしたある学生は、環境問題に興味があって世界中を飛び回って環境フォーラムに参加してプレゼンを行ってきたと言っていました。渡航費等は、発表内容をプレゼンして大学のファンドから出してもらってきたそうです。同世代なのに彼女は積極的に行動していて感心すると同時に自分の姿勢を見つめなおしました。行動あるのみです。

 日露青年交流センター様、ロシア人学生、日本人学生、お世話になったすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。


ストックホルム大学院で国際比較教育学を勉強しております!たくさんの方々と繋がりたいです。